米国に付くか、中国につくか。。。
1/14(日) さて、国連で北朝鮮への制裁が、決議されてしばらく経つが、実際に経済制裁をしたと、国連に報告した国が、たった1/4だったというのが、判った。。。まぁ、世界の190以上の国にとってみれば、極東アジアの人口わずか2~3000万ほどの国に、いくら核実験をしたとしても、経済制裁をしようが、しまいが、全く関係がない。。。というのが本音やろうね。。。
ホントのところは、米国や日本が、これだけ、一生懸命やってるだから、いろんな利害関係も考えて、「お付き合い」している国がほとんどやから、どれだけの国が、日米の本当の仲間かという踏み絵になっている結果と言ってええやろうね。。。今は、中国に遠慮して、意見を出さない国も多くなってきたからね。。。
まぁ、地球というのは広くって、ほんの一握りの先進国が、世界の富のほとんどを握っている・・・のやから、当然、この強い立場の先進国になびくか、それとも、なびかないか・・・。それが、その国の生き方という事になる・・・。
戦国時代の日本で言えば、織田に付くか、豊臣に付くか、はたまた徳川に付くか・・・てなところやろうね。。。力の弱いところは、どこかと組まないとええことがないからね。。。
日本は、昔、全方位外交と言って、どこの国とも、分け隔て無く、等間隔で付き合って行きましょう。。。という外交方針でやってきた・・・。言い換えれば八方美人外交やね。。。その時は、日本の首相がその国を訪れるたびに、ものすごい大歓迎を受けていたという・・・。そりゃ、そうや。首相が行く度に、何百億円もの経済援助とか、ODAとか、無償資金提供を申し出るものやから、歓迎しないわけがない。。。まぁ、お金のばらまきやね。。。大平はんとか、竹下さんの時代や。。。
この頃の日本は、何処の国からも好かれたし、何処の国とも仲良くしようとしてた・・・。それが素晴らしいことであるという理念が政府にあったからね。。。だから、事実、日本は、世界から、かなり、有り難がられていた。。。まぁ、何でもお金を出してくれる、ええバトロンやつたからね。。。本当やったら、日本はこの時に、常任理事国に、なっとかんとアカンかったんや。。。ところが今は、日本がしっかりと対米重視の色分けをしてしもた。つまり、イスラムやら北朝鮮などの、反米の国のほとんどを敵に回すことになったわけや。。。ほんとうに、これが、日本にとって良かったんやろうか。。。米国と仲良くはするけど、言わなければならないことは、ピシッと言う関係も、必要やなかったのかね。。。
米国と日本は、現在、確かに運命共同体的な部分がある。でも、中国と下手に対立するような手も、あんまり得策ではない。。。欧州を歴訪して、そこかしこの国で、対中武器の禁輸をお願いして回る安倍ちゃんを、中国は、どう見ているか・・・。少し、心配になる部分もある。。。これからの日本は、少し米国と距離を置かざるを得ない関係になるはずや。ブッシュの後には、リベラルな共和党政権が待っているやろうからね。。。
となると、日本は、米国頼りの外交から離れて、独自外交をやって行く必要がある。その、お相手は、やっぱり、地理的関係で言えば、中国になって来る。媚びる必要は無いが、無用な諍いは、慎みたい。。。これが日本の本音やろうね。。。
日本は、今まで、ずっと中国の成長を待ち続けていた部分がある。昔の中国は、日本人が行くと、専門のガイドがピタッと付いて、下手なところへ行かせないほど監視をしていた。ちょうど、今の北朝鮮と、同じやね・・・。汚いところ、反政府的な弱みを他の国の人には、見せたくない・・・。そんな感情やったんやろうね。。。
ところが、そんな中国も開放改革路線を選択した。つまり、時代の流れが、共産主義という赤い壁を壊してしまった。。。そのおかげで、中国は一気に自由主義国っぽく変貌し、自動車の販売台数でも、日本を抜いて、世界第二位にまで、なった。。。まぁ、流れは決まった・・・。という風に私は思うのやけれどね。。。
日本は、今しばらくは、米国から、中国に乗り換えるべき時期に、差し掛かっているかも知れない・・・。今世紀中に、中国は米国を追い抜く超大国になるのは、このままでいくと、見えてきたからである。日本が生き残るためには、米国と中国という二大大国と、どう付き合って行くかという、このことにかかっている。。。もちろん、チャイナリスクとも言われる通り、中国には、まだまだ、共産党政権という、一気に体制が変わってしまうような激変の可能性があるけどね・・・。この国は、しっかり投資したって、ちゃんと帰ってくるような保証がないのである。ただ、それを上回って余りある経済発展がある。。。
これからも、いろいろと利害が対立することがあるやろう。でもね、それを、何とか乗り越えていかないと、北東アジアの安定と平和は無い・・・。ミニタリーバランスも大事や。相手国の空母建造とか、軍事大国化などには、日本はどんどん牽制球を投げるべきやし、軍事的な対立を互いに望まないような関係を構築すべきやろうね。。。
そのために、日本は、過熱する中国経済を抑制する冷やし玉政策も、時には必要やろう。。。日本企業の中国からの撤退や、タイやベトナムへの工場移転など、いろいろな方策がある。国内の民主化があんまり進まないことも、アメリカと一緒になって、ドシドシと、言っていかなあかん。経済発展を自国のためだけやなく、他国の援助や、国連の拠出金増額などに向けさせる方策も必要になってくるやろう。。。
こうして、ここ、しばらく、日本は、米国とも、中国とも、少しだけ距離を置く政策運営を余技なくさせられるやろう。。。そうなると、大切になってくるのは、英国・仏国などの欧州先進国などとの協調や。国連常任理事国入りに向けたドイツなどとの協力になってくるのやろうね・・・。その意味で、日本の仲間づくりをやっている安倍ちゃんの欧州歴訪は意味がある。。。
日本も、これからは、世界を見据えて、世界平和を求める先進国、他の国からお手本になるような、本当の意味での「美しい日本」にならんとね。。。