首長さんや議員さんに退職金払うのは、もうやめへんか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

首長さんや議員さんに退職金払うのは、もうやめへんか?

12/18(月) 先日の新聞で、ちょっと気になる記事が見つかったので、今日は、そのお話し。サラリーマンには、退職金制度というものがある。長い間、努めて頂いて、有り難うございましたという、日本独特の制度である。日本において、終身雇用制というのは、当たり前のことだった時代に、定年退職した人たちに対して、その恩に報いる目的で、設定していた制度である。

 この制度を真似て、何でも民間並み・・・と、ことある毎に民間との格差を無くそうとしてきた公務員さんたちも、民間の大手企業と同じように、税金から退職金を貰うのが、当たり前になってしまっていた・・・。ところが、バブル崩壊以降、民間の雇用形態は、ものすごく多種多様になり、アルバイト、パートタイマー、期間社員、契約社員などの、非常雇の社員なんていう人たちが、飛躍的に増えていったんや・・・。

 そりゃそうや。企業が1年間に支払う法人税が18兆円。ところが、企業が自分のところの社員のために、半分を負担している厚生年金の掛金の総額が何と20兆円やんか。。。これが何を意味するか。。。企業にとったら、法人税払うより、正社員を雇用したら、もっと損・・・という、歪んだ雇用形態をどんどん生み出してしまった・・・ということなんや。。。つまり、正社員を雇うというのは、企業にとって、それだけ費用負担が大きいということなんや。。。ホンマ、おかしい話やね。。。

 ところが、これだけ、劇的に、どんどん、世の中が変わっているのに、公務員さんたちは、全然変わらない雇用形態が続いている。。。終身雇用で、何もしなくても年齢に応じて、自然と給与の級数は上がって行くし、いきなり首になったり、リストラされたり・・・の、リスクも、余程下手を打たないと、まぁ、ほとんどない。。。つまり、官民格差と呼ばれていたのが、逆になって、民官格差。つまり、官の方の待遇の方が、はるかに、民よりも良くなってしまったんや。。。

 だから、国民は、役人たちを見る目が、一段と厳しくなった・・・。これは、当然のことやろうね。。。今まで、安穏とし過ぎていたのやからね。。。特に、社会保険庁などの無駄遣いやら、年金の食いつぶし問題が表面化して、自治労という労働組合の放漫ぶり、労働貴族ぶりが、マスコミにリークされたりして、みんな、ほんと、怒っている。。。

 なんとか、こんな人たちの無駄遣いを辞めさせて、税金で支払っている人件費や、いろいろな無駄な経費を使わせないようにするには、どうしたらええか。。これに智慧を絞るべき時代が来ているのやろうね。。。

 さて、前置きが長くなったが、私が注目した新聞記事は、知事や市長などの退職金が、あまりにも高額だという記事だった。おまけに、実際に就任していた期間よりも1~2ヶ月分大目に支出されていた事実が発覚したというのである。

 そういえば、私がPTAの会長をしていた時、定年で教頭先生が退職された。ところが、その御祝いの会に行ったら、何故か、この教頭先生が退職した日、1日だけ校長の辞令を貰っていた。つまり、教頭で退職するより、校長で退職すると、退職金が上積みされる・・・。ということやったらしいのである。。。そんなことを知らない私は、教頭先生、教頭先生と言っていたが、他の先生から、今日だけ校長先生ですよと言われて、何か変やなぁ。。。と思ったことがあった。。。これと、似たような話なんやろうね。。。

そやけど、これ、教育委員会の最後の温情主義は、ええのやけれど、もともとそのお金は、税金から出ているのやで。。。と考えたらとんでもない事やんか・・・。こりゃ、カタチを変えた公金横領の一種やで。。。そんなに退職金増やしてあげたいのやったら、自腹で、どうぞ、やって下さい。。。それやったら、どうせ、やらへんのやろ。。。

 公務員さんの退職金は、まだ、長い間、コツコツと、真面目に勤め上げてこられた人がほとんどやから、まだ、納得出来るのやけれど、この人たちの退職金の金額を決める基準になるのが、その人たちの上司の人たちの給料水準やんか。。。やっぱり。。。偉いさんの給料水準が、その下の人たちの給料の目安になるのは、当たり前やからね。。。

 ところが、納得出来ないのは、特別公務員さんたちや・・・。知事やら、市長というのは、選挙によって選ばれる人たちである。つまり、4年間務めたら、当然、前もって辞めるのが判っている人たちやんか。。。そもそも、辞めるのが前もって判っている人たちに、1期なら、たった4年しか勤めないのに、退職金を支払う必要が一体本当にあるのか?知事や市長は、退職金はゼロにして、その分、高い給料を取っているのと違うのか???

 なぜ、こんな事を主張するのかと言うと、首長さんの退職金を無しにしたら、役人たちの事務方のトップが、一番高い退職金を貰う事になるやんか。当然。。。そうなると、これが、ものすごく目立つようになるから、自然と金額が抑えられる効果があるんや。。。5000万とか1億とかいう馬鹿げた退職金を出させないためにするには、その上の人の退職金を無くしてしまうのが、一番効果があるからね。。。役人の世界は、縦社会やかれね。。。議会も、それを目安にチェック出来るから、下手な事が出来んようになる。。。

 私は、国会議員や市会議員なんかにも、退職金を支払うのはおかしいと思う。選挙で選ばれた人は、国民の税金で雇う期間を予め決められているのである・・・。慰労金の類は、そもそも、高い給与に含まれているのやしね・・・おまけに、目黒区みたいな政務調査費・・・裏給与になるような公金もどうせ出ているのやろうしね。。。政治の世界はカネに汚い。。。。

 役人たちだけに、腐敗防止のために3年に一度、配置転換をさせているのに、知事や市長や議員などの、選挙で選ばれる人たちに、何度も多選を認めているのは、どうだろう?そんなことをしているから、役人の腐敗を止められないのとちがうか?・・・まず、選ばれた人たちが、襟を正して、退職金や、議員年金など、特殊な、常識はずれのカネは、貰いません。。。。と、宣言する必要があるのと、違うか?

 税金の使い道を決める立場の人らが、お手盛りで、優遇されておったら、いったい、誰がちゃんと、税金のお守りをするんや。。。馴れ合いで、なあなあで、やられてたんじゃ、底が抜けたバケツに、税金という大事な水(お金)をせっせせっせと払い続けている者は、どうなる。

ちゃんと、払う気になるカネの使い方してもらわんと、終いに、みんなキレるで。。。ホンマ・・・。