個人情報ルールには不備がある | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

個人情報ルールには不備がある

11/24(金) 行き過ぎた個人情報の保護を是正すべきであるという動きが少し出て来た。これは、東京都の話だが、地域で防災を担当している人たちが、地震・火事・台風などの災害時に、担当地域のどこに、寝たきりの老人が住んでいるとか、どの家に身体の不自由な人が住んでいるとかいう、基本的な情報を開示すべきであるという流れが出てきたのである。せめて、消防団員さんぐらいは、これを知っててほしいからね。。。

 これは、昔なら当たり前の事だったのだけれど、人と人のコミュニティ意識がだんだん希薄になってきて、隣に住んでいる人の顔も知らないような世の中になってきたら、いざという時に、助けられるいのちも、助けられないということで、プライバシーより、より高度な判断が必要やとされてきた結果やろうね。。。

 JR宝塚線の脱線事故のときに、もしかしたら自分の家族が、この事故に巻き込まれているかも知れない・・・と、被害に遭った家族は、被害者を収用している病院を必死になって探し回った。ところが、一部の病院側は、入院患者のプライバシー、氏名は個人情報だということを楯にして、事故で入院した患者の氏名を、全く公開をしなかった。これは、いくらなんでも、本末転倒やろうと、異論を唱える人が多かった・・・。

 役所で、不正が行われていて、裏金問題が大騒ぎになった岐阜県庁でも、個人情報が、氏名を公表しない「言い訳」に頻繁に使われた。悪いことをした人にプライバシーなんてない。公開されないことで、その手の犯罪が隠蔽化され、より広く拡がってしまうことを考えると、当然、下手人は、さらし者にされるべきなのに、犯人にさえ、プライバシーを守らせる意味は何や??

 確かに、犯人にも家族はおる。ヨメサンは外を歩けなくなるし、子供は友達に虐められるやろう。でも、その原因を作ったのは誰なんや。。。悪い事をしたのは、誰なんや。。。公金ネコババしていたヤツの個人情報を守るのと、みんなのお金に手を付けたのは誰やと、犯人を叱責するの、の、どちらに社会的正義があるのか比較してみろや。。。

 このケースでは、どこの誰が考えても公金横領を暴く方が正義やんか。。。ところが、日本の社会は、どうも、このあたりのバランス感覚が狂ってきている・・・。犯人の人権を異常なほど認める傾向にあるのである。人権派弁護士と呼ばれる人たちの跋扈が原因である。。。今の世の中、刑務所や拘置所に入ることが、別に普通のことになってきておる。。。。これが、何にも恥ずかしいことでは無くなったら、この世界は怖いで。。。

 テレビで、平気で元受刑者がコメントしたり、本を出版したり、マスコミにもてはやされたり・・・。これは、アカンやろう。。。横山やすしは、喧嘩したり、博打したりで何度も捕まって有罪になっていた。一度刑務所に入った者は、やっぱりちょっと遠慮して生きてもらわんとあかん。安部なんとかみたいに、懲りない連中がいて、周りがもてはやすから、刑務所に入ることが、あまり精神的にダメージを受けないような社会的な雰囲気にするのは、ぜんぜん世の中のためにならん。。。

 何度も覚醒剤で捕まっておる清水健太郎とかショーケンとか、スケベなラッツアンドスターのマーシーとか、手鏡でスカートの中覗く大学教授とか、少女と淫行した極楽トンボのヤツとか・・・何の悪びれた様子無く、テレビで活躍されていたら、モラルハザードが起こるやんか。。。。

 罰があるから、人間、罪を起こさないように努力する。罰が罰で無くなったら、あるいは、罰がそんなに精神的にも肉体的にも辛くないものになってしまえば、犯罪が激増するのやないか。。。小さい時によう、言われたやろ・・・。悪いことしたら、お巡りさんに捕まるで。。。これって、実は大事な事なんや。。。警察は怖いところ。刑務所は恐ろしいところでなかったらあかんのや。

 ところが今はどうやろう・・・。みなさまの地域に開かれた警察・・・。刑務所の食事も良くなって冷暖房付き。栄養バランスもよく考えられていて、3食昼寝付き。。。快適過ぎるから、刑務所に収監されることを「屁」とも思わん。つまり、犯罪抑止力にちっとも役だっておらん。。。逆に刑務官が、ちょっと厳しく体罰でもしようものなら、マスコミがかぎつけて問題やと叫びよる。。。おかしいやんか。。。これって。。。みんなで刑務所を明るく快適なものに、するような方向にするなんて・・・。

 おかげで、全国の刑務所は定員オーバー状態がづっと続いているんやて。。。3食ちゃんと食べられて、仕事も与えられていて、刑期を終えたら、少ないけどお金も貯まっている。公園で寝泊まりしているような、浮浪者のオッサンより、ずっと、快適で人間的な生活を送れるやんか。。。刑務所の中のメシだって、税金から出ているんやで。。。受刑者に刑に服して貰う為の費用まで税金。。。そう、思ったら、もっと自分らで稼いで、自分らの喰うメシ代とか、刑務所内の経費とか、刑務官の給料ぐらいは、稼ぎの中から支払わせるぐらいの厳しさが必要なんやないやろうかね。。。

 日本は、変なところで社会主義国である。国や役所が、なんでそこまで、しんなんか?というところまでサービスしとる・・・。それだけ、役人の数が多すぎて、何も生産しない、その人らを喰わして行くために他の人たちが、あくせく働くという図式が出来上がっておる。。。社会をもっと効率的なものに作り替えるためにも、役人を減らして、もっと生産的なことをする人たちのパーセンテージを上げていかなあかん。

 そのためには、モラルの再構築がやっぱり不可欠や。。。楽して高給を取っておる役人たちを少なくして、ちゃんとまじめに働いて、ちゃんと幸せになれる中産階級の比率をもっともっと上げていかなあかん。ところが、今は格差社会で、中産階級というか、中流意識をもつ人が減って、下流社会と呼ばれる人たちの比率が増えてきているのだという。

 働いても働いても我が暮らし楽にならず。。。そっと、手を見る。。。社会の格差が拡がると、ねたみ、そしりの世界の事件が増えて、犯罪が増える。犯罪が増えると、個人のガードを固めようとする方向に世の中が動く。これが個人情報を保護する方向に流れる原因なのだが、恐ろしい事も起こっている。

 ある男が、ある町に引っ越して来て、まずその町の図書館に行ったそうである。その男は、地元新聞に載っている20年ほど前の「おめでとう、赤ちゃん」の記事を必死になってノートに書き写して行った。今度は、そのリストから、電話帳を必死で調べて、今年20歳前後のお年頃になった女の子たちの個人情報リストを作ることにまんまと成功したというのである。

 ここまでなら、成人式の晴れ着をレンタルする業者とか、写真屋とか、ギフト屋とかのDMをするような業者は、やっているような事なのだろうが、この男はこれを、下着ドロなどのストーカー行為に使っていたらしい。20歳の子ばっかり狙われるものだから、犯人を捕まえた警察が不思議に思ったのだが、この男の自宅から、女の子の名簿のノートが何冊も見つかったというから、マメなヤツである。。。でも、これって怖い事やね。。。年頃の娘がいる家庭なら、ビクビクするような事件やんか。。。

 個人情報というものは、その護る方法や、守るべき目的が、まだまだちゃんと確立されていない場合が多いと思う。区役所や、法務局などで、どこの誰でも、他人の生年月日やらその土地の広さとか資産内容、その土地が担保には行っているかどうかなどから、借金をしているかどうかまで、調べられてしまう現状は、いかがなものかと思う。

 反対に、小学校や中学校で、クラスの名簿に住所や電話番号が書かれていないというのは、私は行き過ぎだと思う。年賀状のヤリトリも出来ないし、好きな子がいても電話も出来ないなんて。。。何か問題が起きた時の、連絡網すら作られないし、必要なコミュニケーションまで阻害している。。。

 ここまでは公開して、あくまで小さな範囲での公開にして、無用な情報が組織外に漏れるのを防ぐと同時に、本当に必要な情報を必要な個所だけに、厳重に保持させる。こんなことも重要や。ネットとか際限のない大海原にこんなものを出してしまうのは、とんでもない事だが、逆に性犯罪歴のある者や、凶悪犯罪者などは、GPS携帯を持つ事を義務づけて、再犯をみんなで監視出来るようなシステムも必要やろう。。。

まだまだ、この分野は、日本では未開発やね。。。