自殺予告はテロやで・・・ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

自殺予告はテロやで・・・

11/10(金) 深夜の文科省での記者会見。。。。いじめで自殺するとの予告手紙。。。ここまでくると、自殺も爆弾予告と同じやね。。。犯罪性まで感じてしまうわ。。。。この発表を受けて、朝のテレビは、どこの局も、自殺を思いとどまれというメッセージ合戦。。。これがもし、愉快犯の犯行だったとしたら、これだけ世の中を振り回して、さぞ快感やったろうね。。。

 いじめによる自殺やと言えば、何でも通ってしまう。。。この感覚・・・。私は、あえて、非難されるのを覚悟で、馬鹿なことはやめろと、この手紙を書いた子に言いたい。。。。こんなことをどんどん日本中のいじめられている子供の駆け込み寺のような方法でやられたら、世の中のルールがぐちゃぐちゃになる。今の日本で、社会的な不安が増大していまうやんか。。。日本で自殺する子どもが1年に100人いるとして、3日に1度、予告自殺の手紙が公表され、その度に、マスコミが大騒ぎし、この悪しき予告自殺が、連鎖的に拡がる。。。これは、やっぱり良くない事やろう。。。異常な事やろう。。。

 こんな劇場型の自殺で、自分の死を最大限、美化して、演出する。こんなことしか考えが至らなかったことが、大変残念や。。。確かに、この子の受けているいじめは、陰湿でひどいものかも知れん。。。そんないじめをする奴らを見返してやろうという気持ちは分からんでも無い。でも、これをネタにして、文科省やマスコミに訴えてやろうという根性が気に食わん。世の中のルールってもんがあるやろう。。。

 以前、私は、いじめの本当の原因は、誰かが悪いの問題やない、と言った。いじめられる人と、いじめる人の両方の心の未熟さ、狭さが原因やと言った。今も私はそう思っている。「いじめ」というものは、いじめられている人が、「いじめられている」と意識することで初めて、成立する。他の人に無視されること。も、人によっては、いじめと受け取らない場合もあるし、一番のいじめと感じる場合もあるから難しい・・・。

 きたない・キモイと言うな。無視するな。。。。では、ほな、どうせえっちゅうねん。。。という話になる。子供たち、いや大人の世界かて、ちょっと変わった人はいる。その人とは、関わりたくないなぁ。。。って思う人っているやん。それを誰かが、無理矢理に、関わりなさい。無視したらあかん。一緒に勉強や、仕事しなさい。。。って言ったって、どうしようもない時がある。。。

 ようは、いじめは、人にやさしくなれるか。人の温かみを感じれるか。心の余裕が出来るかどうか。その、心の問題だから、態度という人間の本能の部分に関係する。この人を好きか嫌いか。一緒にいて愉しいか、不快か、その問題で、人は、知らず知らずのうちに、人を選別している。大人の社会なら、経験という鎧があって、こんなことをしたら、人は自分のことを良くは思われないだろうなぁ・・・。という事が、有る程度判ってくる。

 ところが、子供の世界まで、大人と同じような経験を求めるのは難しいやろう。。。学校は未熟者ばかりの集まりである。。。つまり、家の中とか、兄弟姉妹間、幼稚園、小学校と子供の経験値によって、人との付き合い方がうまい子と下手な子がどうしても生まれてくるんや。人と関わるのが下手な子は、どんどん悩んでしまって、自分の殻に閉じこもっていって、よけいに内向きになってしまう。

昔なら、身体が大きいとか、運動が得意とかいう長男・長女らしい子というのがいて、その場を仕切って、そういう子たちをうまく、人と付き合いができる仲間にして行くような動きが、自然とクラスの中で出来て来たのだが、これが今はほとんどない。一人っ子が多いと、下の子を面倒見るとか、小さい子、弱い子を、自然と守るという、当たり前の事が、ポカンと欠落してしまっているのである。。。これがいじめの傷口をドンドン拡げていってしまう。。。

いじめは、多分、いつまでたっても、無くならん。人の集まるところに、人に好き嫌いの感情がある限り、どうしても、いじめが生まれる。でも、いじめが原因による自殺者は減らすことができる。子供に、いくら大人になれ、人の痛みを分かれと言っても、なかなか難しい・・・。人に嫌われないようにするには、どうしたら良いのかを、親や先生が教えなければならない時代になってしもたんやろうか。。。情けないことや。。。

人は、他の人からの影響で成長するもんや。人と自分の違いに、気づき、異なりを認め、相手という個人と、互いに切磋琢磨する。そんな境地になれたら素晴らしいのやけど、急には無理や。。。その成長過程の中で、いじめは、その子にとって、ハシカのような部分がある。いつかは、乗り越えないといけない大きな壁のような意味がある。いじめる方が悪いから、その子たちを隔離したり、特別学級に放り込んでしまえという議論では、なかなか解決は出来ない。。。直接的には、いじめた子に腹は立つけどね。。。

いま、子供のひ弱さが、一番の問題であると思う。子供を大事に育てすぎ。純正培養で育て過ぎ。ハシカに罹ったことの無い子供ばっかりを大量生産するから、そんな子らが大人になって、世の中が狂って来る。もっと、野武士のような優しくて強い心を持つ子育てが出来ひんかねぇ。。。世の中、こんなヤツもおるんや。。。という発見から、その子は育つ。いじめは、そのステップの意味もある。山より大きな獅子は出ん。人間死んでしまうほどの勇気があるのやったら、何でも出来る。自殺は、逃避や。。。

いずれ、乗り越えなければあかん壁。どうか、逃げないで欲しい・・・。そして、心の強い人になってほしい。今は辛いかも知れないけど、きっと明日はある。きっと、ええこと、有るって。。。