平成版・生類哀れみの令 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

平成版・生類哀れみの令

10/22(日) 京都では、今日時代まつり。観光客の人も多くなる時期やね。。。同じお町内のお家が1家3世代でこの武者列に馬に乗って、出られる予定なので、見に行く。ご苦労さまです。。。

さて、我が家ではゴールデンレトリバーというメスの大型犬を1匹飼っている。このチェリーという犬も、うちの子が小学生のときに、どうしても買えとしつこく粘られて、飼ったのだが、もうその犬も8歳になっとる・・・。今や、家族も同然なのだが、子供たちが固く約束していた餌やりや、散歩の当番は、とっくの昔に反故にされて、結局、親しか犬の世話をしない・・・。というのは、どこの家庭でも一緒やろうね。。。

 犬を飼うということは、この子の命を預かること。。。。このかけがえのない命を弄ぶような事件が広島で起こっていた。犬と遊べるペットワールドみたいなところは、ペットブームを背景にして、全国に雨後の竹子のように出来た。京都に近いところでも、琵琶湖わんわん王国というのが、出来た。1度だけ行ってみたが、小さい親子連れがたくさん来ていて、かなりの盛況やった覚えがある。

 ところが、件の広島のドッグパークは、経営難に陥ってしまって、倒産したらしい。後に残ったのは、500匹ものわんちゃん。餌もろくすっぽ与えられず、衛生状態も悪いので、毛が抜けたりして、病気の犬も多いのだという。。。可哀想に。。。

 犬というのは、人気のある犬種なら、何十万円という、けっこうな高値で取引されているのだが、栄養状態の悪い、まして病気の犬は、売買の対象にもされないので、引き取り手の口もなかなか無いのだという・・・。まあ、人間のわがままさの犠牲者というしかないやろうね。。。

 江戸時代に、犬公方と呼ばれ、生類哀れみの令を出した5代将軍・徳川綱吉は、日本の歴史では、どうしようもない、くだらない政治をした人として、日本史では否定的に採り上げられているが、この人の優しい気持ちは、今再評価されてもいいのかもね。。。

 まぁ、この時代は、一般庶民も喰うや喰わずの生活をしていたのに、生き物全ての殺生を禁じた法律だったから、庶民から反発があったのやろうけどね。。。ただ、綱吉の本当の狙いは、まだ戦国時代の荒々しい雰囲気を鎮めさせて、平和な世の中にして、徳川家の安堵を目指していたとも言えるのやけれどね。。。。

 ただ、綱吉のやった「お犬さま」をあまりにも尊ぶような姿勢は、人より犬の方が大事・・・という行き過ぎた考え方となり、後の歴史から否定されることになる。何か、歴史は繰り返すというか・・・。まぁ、日本もいつ、北朝鮮から暴発した核ミサイルが飛んでくるかも知れないというような時にしては、今の日本も、平和ボケなこっちゃなぁ。。。犬を大事にし過ぎるのもねぇ。。。。

 それにしても、何やかんや言っても、日本人は、リッチである。お金に余裕のある人もそうでない人も、金魚とか、小鳥、リスやうさぎ、ハウスター、犬や猫、豚にイグアナ。果ては蛇やワニまでいろんなペットを飼っておる。。。。人と付き合うのは、いろいろな意味で、ストレスが溜まるものかも知れないが、ペットを飼う一番の目的は、癒されるということやろう。愛情を持って、餌さえ、ちゃんとやってれば、ペットは飼い主に懐くし、言うこともよく聞きよる。

実の我が子は、親の言うことをぜんぜん、聞かないけど、犬の我が子は口答えもしない。。。だから、大事にする・・・・。広島の犬たちも、どうか、良い飼い主が早く見つかったらええのにね。。。生き物も人も命は大事にしなあかん。。。