タイのクーデターは国連総長選に影響する
9/20(水) タイで、クーデターが起こった。タイ陸軍が、タクシン首相のニューヨーク出張中の留守を狙った格好である・・・。タクシン首相は、ニューヨークでの国連総会で演説予定だったが、これを急遽キャンセルして、行方不明。一部では、帰国の途に付いたとの情報もある。。。
東南アジアの国は、どうも、留守狙いがクーデターのきっかけになる。マルコスの時もそうやったしね。。。。おちおち、外遊もしてられないのが、これらの国々の首相なのかもね。。。
ただ、タイのバンコックには、20000人以上とも言われる日本人が生活しており、政情不安がどのような影響を及ぼすかが、注目される。長引けば、経済的にも深刻な影響が出る。向こうに進出している日本企業も多いしね・・・・。日本人にとって、クーデターと言えば、国家転覆とか、血なまぐさい内戦とかをイメージしてしまうが、どうも、今回のバンコクでの行動は、ちょっと違う雰囲気である・・・。
タクシン首相は、国内的には、株のインサイダー取引やら、親族を重用するなど、国民の批判が拡がっていたそうや・・・。軍部が、これを受けて、今回の官邸占拠という行動に出たというところだが、今のところ、何の武力的な衝突も起こっていないという。
陸軍司令官は、官邸制圧を宣言して、戒厳令を敷いたまではええが、具体的には、軍事政権の樹立までは宣言していなくて、タクシンを追い落とすのだけが目的だったという見方もある。。。反対にタクシン首相は、この軍部の陸軍司令官の更迭をニューヨークで発表。国内に非常事態宣言を発令した。
どうなるのかねぇ・・・。タイは、日本にとって東南アジアの中でもトップクラスの親日国である。現在、国連では、次の国連事務総長を決める選挙選が真っ直中で、今回はアジアからという流れのようで、日本はこの国の候補者を推すのではないかと、思っていただけに、今度の政変は、少し痛いと思う。このままでは、韓国のパン外務相が有力候補になるからね。。。
まぁ、この国は、政治的にも、国民の支持的に見ても、在位期間のとてつもなく永い国王がいる。今回のゴタゴタも、結局、タイ王室の大岡裁きで、決まるのやないかと、楽観視する見方もあるしね。。。
もともと、この国の人は、平和好きで、争い事を嫌う国民性である。無意味な流血事態にならないで、平和裏にもめ事が収まったらええと、願うしかない。。。
日本にとったら、対岸の火事かも知れないが、政情不安が長引けば、地域経済への影響は大きくなる。日本じゃ考えられないような展開だが、発展途上国では、よくあること。。。。今日、誕生する安倍政権にとっても、看過出来ない問題にもなりかねないしね。。。。御祝いムードでうかれている場合やないで。。。