小泉外交のツケ・事故隠しのツケ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

小泉外交のツケ・事故隠しのツケ

7/19(水) サンクトペテルブルグサミットは、無事終わった。小泉のオッサンにとっては最後の晴れ舞台。さぞかし、得意満面・・・。この会議にインドや中国も呼ばれていたのは、ロシア一流の根回しか。。。中国は、西側先進国の集まりであるサミットにはあんまり関心は高くなく、こちらで何でも決められると、自国が常任理事国である国連の位置づけが低くなるという立場から、サミットの枠組み加入にあんまり熱心ではない。アメリカや英仏などから、自国内の人権問題やら、共産主義的独裁体制を批判されるのを極端に嫌っておるしね・・・。

 日本としたら、アメリカが負担金を滞納ばっかりしているから、実質国連に19%ものカネを出して、世界一の拠出をしているのに、常任理事国でないのやから、意見を聞き入れないのなら、うちも滞納するぐらいの脅しを掛けてやれよホンマに・・・。金も出すけど口も出す。口が出せないのなら、国民の税金からのカネも出さん。そのぐらいの感覚が必要やで・・・。

 今回の安保理事会での駆け引きで、結局日本は、損な役回りを演じさせられた。アメリカが台本を書いて、中国と裏でつなげといて、日本だけはしゃいでいるかのような印象を与えてしもた。米国にとって中東やらイランのことがあるから、中ロとは、今喧嘩出来ない。だから、机の下で握手しとったんや・・・。日本ははしごをハズされた・・・・。そんな印象しか残らなかった。。。

 まあ、私は、結果として、これで良かったと思うけどね・・・。北朝鮮への制裁決議案が第7章付で通ってしまうと、一気に北朝鮮を追い込んでしまうことになる。そうしたら、またいつ爆発するかも判らない。自国内にあるミサイルを撃ちまくって、周りの国にいつ被害が出るか判らないからね・・・。微妙なのは韓国や。融和政策で、ミサイル発射にも韓国を狙ったものではないと、苦しい言い訳をしているが、国連決議が出た途端に、北朝鮮批判にすぐ日和見や。。。そりゃそうや。世界の中で、自分の国、一国で生きているわけやないのは、韓国だって判っておる。勝ち馬に乗らないとあかんのは、どこの国も一緒や。。。

 まぁ、小泉さんになってから、日本の外交は確かに変わった。日本の意志、日本の国益をちゃんと考えるようになった。これは、戦後日本がずっと続けてきた全方位外交からの明かなる変更である。これが本当に正解かどうかは、後世の歴史家が決めることなのだが、私は少し危険が増したと感じている。味方を増やすのは良いが、より強い結束を相互に求めると、相手の相対するところの敵も自分の敵にしないとあかん。つまり、味方を増やすと敵も増える。

国と国とのお付き合いも、人と人のお付き合いと同じで、つかず離れずが良い場合が多い。この辺が、小泉首相はどうもストレート過ぎるし、安倍ちゃんも、もっとキツイ。私ゃ心配だね・・・・。威勢の良いのもええかも知れないけど、とんでもないしっぺ返しが待っている可能性もあるからね。。。。

さて、今日の新聞一面は、パロマのガス器具事故。20人以上も人を殺しているのに、安全装置を不正改造したのが原因やと、ずっと主張してきたこの会社。ついに、自らの非を認めて、悪うございましたと会見。そりゃそうや。どこのガス工事会社が、わざわざ危険になる安全装置の不正改造なんかするかいなぁ・・・。本当に不正改造が原因なら、その証拠を出してみいや。。。

ガス器具の会社というのは、意外と閉鎖的な業界で、各地にある地元ガス会社が器具も同時に販売している場合が多い。東京ガスとか大阪ガスとか大手は別にして、地方へ行くとほとんどがプロパンガス。地元の地主さんとか、昔のお金持ちが燃料会社をやっている場合が多い。ここで売る器具は、パロマとかリンナイとかターダとかハーマンとかの製品。ガス器具というのは、かなり単純な作りで、ようはガスを安定的に穴から出して、これにちゃんと火を付ければコンロになったり湯沸かしになったり、風呂釜になったりする。

でも、その部品なんかは、意外と同じメーカーが専門的に作っていたりするらしい。以前東邦ガスという広島が地元の友達に聞いたことがあるのだが、コンロの鋳物部分とかは、どこのメーカー製のでも限られたところが作っているらしい・・・。まぁ、ガスを燃やすだけの器具だから、ちょっとしたことで、火が消えたり、ガス漏れしたりする。やっぱりガスは裸の火を使うものなので、使い方をひとつ間違えれば、一酸化炭素中毒や、火事などの大惨事になる・・・。最近、オール電化の家やマンションを選ぶ人が増えて来たのも、このあたりが影響しているのだろう。。。

それにしても、パロマと言えば、名古屋本社の超優良企業やんか。多分、何かの死亡事故が有っても、いちいち、必死にもみ消してきたんやろうね・・。以前FFヒーターの回収を必死にやって消費者の信頼を逆に勝ち得たナショナルとは、違って、この会社は今回の事で、信用という大きな会社の資産を失った。

その大きさを思い知るべきやろうね・・・。