ジャワ島の三匹の子豚 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

ジャワ島の三匹の子豚

6/4(日) ジャワ島の地震は、被害者の数がどんどん増えて、死者が10000人以上になるのではないかという事である。被災地の映像を日本で見ている限りでは、これが日本だったら、助かっていたのに・・・と、思うような例が多い。ジャワの建物は、焼き煉瓦を積み上げただけの壁に簡単な屋根を載せただけのモノが多い。死者のほとんどは、壁や屋根の下敷きになって大けがをした人たちである。

 何故、これらの地方では、もっと頑丈な家を作らないのであろうか・・・。それは、やっぱり貧しさと、南国特有の、ええかげんさ、気ままさから来るのであろう・・・。がっちりと作った家は、どうせ、大きな台風やら災害が来たら、やられてしまうのは同じ、だから、そんなにお金を掛けないで、快適に過ごせるためだけの家しか、作ろうとしない。そんなところやろう・・・。

 台風やら地震やら津波やら、自然の脅威の前では、人間は非力なものである。災害は、昔から忘れた頃にやつてくる。でも、それが来る頻度は、50年に一度かそんなもの。普段は、滅多にそんな事は無い。災害に備えるだけの余裕も無い。なすがままに、なるしかない。。。こんなところが、現地の人の考える事やろう。。。

 童話の「オオカミと三匹の子豚」の例がある。1番上の兄は、藁で作った家、次男坊は木で作った家。末っ子は煉瓦造りの家を作って、災害への備えがいかに大切かという教えにしたという、例のヤツである・・・。煉瓦づくりの家は一番丈夫だったはずなのだが、地震というオオカミには通用しなかったということや・・・。ただ、この童話には続きがあり、3匹の子豚たちは、諦めてかえっていったオオカミを、可哀想に思って、煉瓦の家の中に招き入れ、食事をさせてあげたんやそうである。

 オオカミは、このことに感謝して、もう三匹の子豚たちのことをいじめないようになったというのがこのお話の結末である。頑丈な家を作ることより、自然と共生するのがジャワのやり方。当地の事を、日本でどうこう言うのは、アカンのかもね・・・。それより、日本としての出来るだけの支援を政府が打ち出しているが、まだまだこれが足りないようである。少しでも早く、島の人々の生活が元通りに戻れたら良いなぁ・・・と願う・・・。