夏の付き合い方を考える Column119 | Eee works Column.

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住まい手の想いに寄り添い 納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる

夏の付き合い方を考える。

 

近畿地方でも梅雨が明け、まあ、連日30度超え、今日は35度Over とのこと。

しかも、湿度も高い近畿地方は、かなり過酷な夏の幕開けです。

で、暑い夏の街には、女性の日傘が目立ちます。布地の傘で、日よけ専用。

子供の頃は、母が持っていた日傘、雨に濡れると役に立たない傘の意味がよくわかりませんでしたが、借りてみるとその効果がよくわかる。

 

明らかに涼しい。ツバの大きな麦わら帽子も同じで、野球帽よりも圧倒的に涼しい。

 

夏の太陽は、大きな陰で遮る。ということが一番効果的なんだとその時感じました。

 

昔の住まいは、これと同じ機能を持っていて、麦わら帽子の大きなツバや日傘の役割を果たす

『大きな庇』がありました。

 

この『大きな庇』

また、西日の入る時間帯になると、日よけのよしずとガラリ戸がさらに活躍します。

ガラリ戸は日差しだけ遮って、その隙間から明るさだけを取り入れるという優れもの。

 

日が落ちてもガラリ戸は引き続き活躍し、やがて稲を植えた田んぼの水温が下がってくると

ガラリ戸の隙間から、そよそよと風が吹いてくる。

そんな感じでした。

 

次第にクーラーの普及に伴って窓はいつも閉めるものになり、庇もどんどん短くなり、機械に頼ることと同時に、

『暮らしの知恵』も同時に無くしてきたようにも思います。

 

この本質をもう一度思い返して住まいを考えると、庇の有無に関わらず、

『夏の過ごし方』が見えてきそうです。

大きな麦わら帽子に変わるもの。 

技術や設備の進んだ今色々と考えられると思います。

 

夏の昼下がり、庇の深い室内から、見る庭はやっぱりいいものです。

アイス食べたくなりますね。