大阪万博に行った。

行ったのは3ヶ月以上前。

未完成のパビリオンもチラホラあった。

大阪万博は勿論混んでいた。

人気パビリオンのアメリカ館なんて4時間待ちだった。


特別万博に興味はなく、当初大阪万博に行く気は全くなかったのだが、恒例の京都旅行5日間にプラス1で大阪万博に行くことにした。


当時はなぜだかメディアで「大阪万博叩き」とも取れる批判的報道が多かったが、私の評価はこうだ!


大阪万博はとても良かった。

大阪万博は高くない。

大阪万博には行くべきだ。


ちなみに私は外国の万博にも行ったことがあり、他国の万博との比較もした上での意見である。


そもそもなぜ大阪万博に行こうと思ったかというと、こんな発想からだった。


私の夢は「世界中を見てみたい。」

きっと世界中を旅することは、やろうと思えばまだ可能なのだろうが、きっと出来ないであろう。

諦めたらそこでゲームオーバーなのは分かってはいるが、現実を受け入れることも大切なのかなと。

何より私の大切な人達と一緒に世界中を旅することは難しいのではないか、そう考えたら胸に込み上げてくるものがあった。


私も世界を見たいけれど、私の大切な人達にも世界を見せてあげたいと思っているのだが、この年配者を連れてスワジランドに行けるのか?

インドに行けるのか?

そうだ!!

大阪で世界を見よう。

大阪で私の大切な人達と一緒に世界を見よう。


こんな思いで大阪万博に行ったのでした。


各国の威信をかけたパビリオンはその国の経済力や特色が映し出されていた。


アラブ諸国ではオイルマネーがもたらした豊かさ、中央アジアの猛スピードで進む経済成長っぷり、先進国である欧州の優等生ドイツは、最新のテクノロジーを駆使し地球環境への対策。

韓国は国策として取り組むエンタメを最新の3面巨大スクリーンで映し出す。


勿論豊かな国ばかりではない。


小さな国のブースにはポスターの様なパネルに島の人々や小さな島々とエメラルドグリーの海の写真や特産物が並べられていた。

カラフルな衣装を着た担当者は、座ってスマホに夢中であった。

実におおらかである。


大阪に世界を見に行ったが、大阪で未来も見れた気がした。


日本中の子供たちに見て欲しい。

大阪で世界と未来が見れるから。


高い々と言われているが、今後大阪万博より安い万博はない!と断言しよう。

日本は世界と比べて驚くほど物価が安いので、ドイツ館の生ビール2,000円がTVニュースにもなるが、もしドイツで万博が開催されたとしたら、生ビール2,000円では飲めないだろう。

何より諸外国で開催される万博に行くなら、絶対的に交通費等の旅費がかかる。


大阪万博には税金も投入されている。

民間の施設のように経費を価格転嫁したとしたらチケットは倍以上はするのではないか。


金額だけで2025年大阪万博を見送る人は、一生どこの万博にも行けない、万博をあきらめた人になる可能性が高いのではないかな?


大阪万博に行ってから3ヶ月が過ぎ今振り返っても、本当に行って良かったと思いコレって話しのない時の話題は「大阪万博一択」。

勝手に大阪万博アンバサダーになったぐらいPRしちゃってる。


勝手にPRし過ぎてるから、段々自分でも乗ってきて説明が上手くなってきたようで、もう私の口車に乗せられて何組大阪万博に行ったことか。


少し笑えるが、少し嬉しい。


行かない人行けない人の為には、ドイツ館のレストランで飲んだ2,000円のビールはHB(ホフブロイ)のビールで、東京ならそこらで800円ぐらいで飲めます。

大阪万博ではドイツ風にあんまり冷えて無かったので、少し放置すればドイツ館風というか、ドイツ風になるのではないでしょうか。


さぁ、世界を未来を見るか見ないかはあなた次第ですよ。


Expo 2025 Osaka,kansai,Japan


どうする?