11月17日は兵庫県知事選挙の投開票日であった。

8時の時報と同時に当選速報がでた。


結果は斎藤元彦知事が再選を果たした。


「嘘だろ!」

言葉を失った。


知事選挙は県民の直接選挙なので、この結果が兵庫県民の民意なのである。


2人の兵庫県職員が自死をしている。


兵庫県民はそこをどう捉えているのだろうか?


人の命は尊い。

亡くなった2人にも大切な家族や友人がいたはずだ。


斎藤元彦氏が 2021年8月1日から2024年9月29日 の約3年1ヶ月兵庫県知事を勤めた間に、2024年4月に課長が2024年7月には局長が、兵庫県職員の2名が自死をしている。

そして、兵庫県職員約9,700人へのアンケートでは、斎藤元彦兵庫県知事のパワハラを見聞きした人が4割を超えた。


事実として、斎藤元彦兵庫県知事のパワハラはあり、たった3年間で2人の兵庫県職員の命が失われたが、兵庫県民は斎藤元彦兵庫県知事を支持している。


全く理解ができない。


朝のニュースでインタビューに答える兵庫県民は、「TVはフェイクで、YouTubeを見ている。」、「TVがあおるように斎藤元彦氏をたたくが、SNSを見たら悪くない。」「新庁舎建設費用が当初の予算より300億円高騰したので、新庁舎建設を保留する。」、「自身の給与や期末手当、退職金を削減し公用車を高級車からミニバンに変更するという財政改革をする。」etc.


これが兵庫県民の民意なのですね。


これが民主主義なんだな。


命の尊さはどこへ。


亡くなられたお二人のご家族は無念であろう。