朝、こんな出来事があった。


国道を車で走っていると、大きなゴミ袋が路上脇に転がっていた。


私の車は目的地に向けて走行中。


又ゴミ袋だ。


又々ゴミ袋。


又々々ゴミ袋。


今日の東京は、昨日春一が吹き、強風注意報がでているほど風が強い。

車で走行していても、風を感じる。


はっとした。


ここからは私の推測だが。


このゴミの所有者は、ゴミをゴミ置き場にちゃんと出したのだ。

ゴミ置き場のゴミは強風を味方に付け、ゴミ置き場から脱出して国道の隅にいる。

ゴミはもう所有者の手を離れ、ゴミ置き場を脱出し、この時点でゴミの身分を捨て、現在は国道の隅にいる落下物なのだ。


一方ゴミ回収の方は、ゴミ収集車でゴミ置き場に行きゴミを回収し、次のゴミ置き場に移動する、これが業務。

移動する国道の隅の元ゴミ現在落下物には目もくれず、ゴミ置き場に直行する。


これは‥‥。


誰も悪くない。


ゴミを出した人は、ちゃんとゴミ置き場にゴミを出したのだ。

ゴミ回収の人は、ゴミ収集車でゴミ置き場に行き、ゴミを回収する業務を行ない次のゴミ置き場に向かったのだ。


出す方回収する方、共にミスはない。


そう、誰も悪くない。


強いて言うならば、悪いのは風だ。


犯人の風は、風だけに犯行後どこかへ飛んで行ってしまっている。


誰も悪くないのだ。


人生でもこんなことたまにある。


誰も悪くないのにトラブルが起きる。

良かれとしてやったが裏目にでる。

相手のためにやった事がありがた迷惑。


誰も悪くなくても起こるトラブルはあると、ゴミを見て学習した。


これからは、この不幸の原因は風だよ。

犯人の風はどっかに飛んで行っちゃったよ!

風だけにね!!って気楽に考えよう。

思い悩んでも、どうにもならないから。


※強風の時に、ゴミに重石すれば良いだけなんだけどね。

なかなか一人暮らしや都会の一般家庭で、重石やブロック、漬物石なんて持ってる人いないからね。