3年前から上質な生活ということを意識している。
そんなに欲しくないものや今必要でないものでも、予備のために何でも大量に買っていたのだが、そこは意識的に少し控えるようにした。
とはいえ控えるだけでゼロになれないのが、まだまだ俗世にまみれているのではあるが。
ワインをはじめお店選びや家電etc.も今までよりワンランク上の物にしている。
時間は今までよりゆっくりと余裕を持った使い方をし、3日ですむ場合の地方でも行き帰りの2日を足して、その日は移動だけの移動日としている。
そんな上質な生活にシフトした一番の理由は、ズバリ老化だろう。
心身ともに1回の無理が3〜4日ひびく。
1回2回3回と無理をすると1週間の足し算で疲労が残るのだが、4回5回あたりからだんだん被ってきて疲労しつつ無理をして、気づけば去年は疲れていたという結果になる。
無理をしないことが一番なのだが、そんな生活は現代社会には存在しないので、1回の無理を最短に回復させることの重要に気づいた。
年末年始の飲み会でも、そこまで命がけで行く必要があるのだろうか?
行かないと悪いだったり、縁が切れるだったり心配する相手なら、拙者切れても結構でござる。の心境になった。
会いたい時に会いたい相手に会うでよい。
そんな生活にすると、心身共にゆとりが生まれるのか、焼酎片手にデパ地下のお惣菜をあてにテレビドラマが楽しい々。
今までこんな小さな幸せにも気づかなかった。
テレビドラマなど見る時間が無いので、テレビドラマは見なかった。
ここ20年ぐらいの話題のテレビドラマは殆ど知らない。
だからか、テレビドラマが面白い。
VIVANT少し無理がある気はするが、面白かった。
特に阿部寛氏がとても良かった。
ゆっくりする生活というのは実に良い。