私は気づいたことがある。

飲食店なり、美容院なり、小売店なり、さまざまな施設の高いお店は、接客対応が良い。

反対に安いお店は、接客対応が悪いお店が中にはある。


これはなんでだろう?


高い=良い

安い=悪い


なんでか?


私が思うには、安いお店には安いので沢山のお客が行くが、接客態度が悪いがため来なくなるお客がいても、安いので我慢して行くお客がいるので大丈夫。

だから従業員も安いんだから、こんな接客態度で十分だという方程式なんではないだろうか?


もちろん従業員やお店の経営陣の人間性もあるだろうが、安い店の店員は高い店に転職しても、同じ態度をするとは思えない。


安いということはとても良いことだと思うが、店側の態度が悪くなりがちという副作用がおきる。


「安いんだから、愛想は別料金」

こんな精神なのではないでしょうか?


実際、自分は言われたことはないが、お客に言ってる場面に遭遇したことがある。

「うちはどこぞの高いお店と違う安い店だから、嫌なら高い店行きな。」


会員制でもなく、日本のお客ウェルカムの合図、暖簾をだしているお店ですがね。


こんなことも頭に浮かんだ。

安い店は従業員の給与や店主の取り分も安いのかもしれない。

労働と給与が見合っていないので、仕事に不満がある。

生活のため仕方なしに働いているから、そんな態度になるのではないか。


そう考えると接客態度の悪い安いお店の従業員も、悪い接客を受けているお客も、ともに被害者なのではないか?


安いお店であっても、接客態度を良くすることは簡単である。


そうすれば怒って帰るお客も帰らないので、お客がどんどん増え行列ができる。

そうなると2号店3号店となり、世界進出へのドリームロードをまっしぐらだ。


良い方程式だと思うのは、私だけであろうか。


安いが接客態度の悪いお店は儲けたくないのだろうか?


お世辞を使ってペコペコひれ伏せと言っているわけではない。

普通に、普通に接客すれば、怒って帰るお客なんていないんではないだろうか?


岸田総理の掲げる大胆な賃上げ、必要かもしれない。