最近よく耳にする。
無人販売の窃盗事件
これは事件?
無人販売は「性善説」的発想で営むビジネスモデル。
従来の無人販売といえば‥‥。
長閑な田舎で、沢山収穫したが、形も不揃いで市場に出すほどでもないし、人件費や店舗費用を掛けるリスクも背負いたくない。
ご近所にあげてしまうより売って現金収入を得たい。
そんな思いで、畑の端っこの棚に置いて、新鮮でお手頃な野菜や果物を無人で販売する。
そんな感じが元々の無人販売なのではないでしょうか?
しかし最近では少し話しが違うようで、都内をはじめ全国の繁華街に、無人で物品を販売する無人販売のお店がある。
そんな無人販売店で窃盗事件が多発しているようで、連日TVでは無人販売店での窃盗事件の映像が流し出されている。
映像がTVで流れるってことは、防犯カメラはあるんだね。
ハイテク機器の防犯カメラ
防犯カメラと「性善説」は無人販売のシステムからすると、正反対のような気がする。
防犯カメラ付けるぐらい盗られるのが嫌なら、人を配置するか自販機的なシステム、はたまたお金を払わないとお店から出られないぐらいの、ガチガチのセキュリティシステムを設置すべきだと思うのは私だけでしょうか。
無人販売で盗られて、防犯カメラを証拠に警察に被害を届け出れば、警察が動き無人販売の泥棒が捕まると同時に、この世に犯罪者が1人産声を上げる。
泥棒に所持金があれば、あわよくばお金も回収出来るという流れ。
コレ問題なのではないでしょうか?
警察は無人販売店の警備会社ではない。
無人販売ということで、犯罪へのハードルが下がってしまっているとも考えられのではないでしょうか?
泥棒が100%悪いに決まっていますが、今一度無人販売に付いて考えるべきだと思うのは私だけでしょうか?
世界中に善人も沢山いますが、泥棒も沢山います。
無人という悪魔の囁きに惑わされる輩もいる時代なのではないでしょうか?
盗られない、盗らさせない、盗ろうと思わせない状況を作るのも、物品を販売する側の責務ではないでしょうか?
ただし、泥棒は100%悪い、絶対悪。
窃盗に理由や窃盗犯に同情の余地は一切ありません。