年齢を重ねて
私も注意力が
散漫になってきたのだと思う


リビングの壁面収納から
何かを取って
扉を開けたまま
しゃがんで作業をしていて
それを忘れて立ち上がった時
思い切り扉に顔をぶつけました


ちょっと前にも
同じことやったのに
その日はもっと激しくぶつけてしまい


本当に痛くて痛くて
額をパックリ切ったかと思うくらいで
痛い!!!!!
と大声で叫んでしまい
しばらくうずくまったまま動けず
あんまり痛くて痛くて
傷を見るのも怖くて
固まっていたら

 



涙が溢れてきて
泣きました





ものすごく痛くて
でも切ったのは結局少しで
たんこぶとアザにはなったのですが
あまりの痛みでつらくて
涙が出てきたら
なぜだか
どんどん どんどん
辛いことを思い出すのです




ああ 私
この痛みを知ってる




夫の不倫がつらかった
不倫されてからの
夫との生活がつらかった
その傷みによく似てる




子供時代  
子供の気持ちがわからない親が
嫌だった
兄を責める親が嫌だった
母親がいつも不機嫌で怖くて
それに振り回されてばかりで
嫌だった
結婚で家を出て
新しい生活を夫と作ってるつもりだったのに
不倫され
そのあとの生活でも
さんざん不機嫌を撒き散らされ
嫌だった
嫌なことたくさん言われて嫌だった
父親の不倫を子供に話してしまい
娘の男性の見方を完全に潰してしまった
娘の平凡な将来をそれで
奪ってしまったかもしれないのも嫌だった
その娘も不機嫌なことが多くて
それを気にして気をつかって生活するのが
つらかった
母にいろいろ暴言言われたことがつらかった
先に実家を捨てて
妹に親を押し付けたようになってしまって
妹の暴言に悲しくなって嫌だった
妹に気を使うのがつらかった
妹の多重人格が恐怖で何も言えなくなった
兄を救えなくてつらかった
兄を運んだ病院の婦長さんから
どうしてこんなになるまで
放っておいたんですか!と言われてつらかった
義実家の人から攻められてつらかった
兄の面倒を弟に見させる気だろ!と
義姉からいわれてつらかった
義母から
あんな親と縁を切れ!と言われてつらかった
ずっとずっといつも誰かに気を使い
自分を殺して生きてきた時間が
とてもとてもとてもつらかった







そんなことが
よく走馬灯のように…というけれど
次から次へと浮かんでしまい
また嗚咽して号泣
その日は平日で
夫は家にいないのに
夫はそばにはいなかったのに
私は自分でぶつけた
おでこの痛みで過呼吸になって
1時間以上涙が収まらなかったのです




その時は
娘が犬の散歩から帰った時で
娘の帰宅に気を遣って
急いで玄関へ
娘と犬を出迎えようとして
ぶつけたのです



狂ったように泣く私の背中を
娘はずっと
さすっていてくれました



そんな母親の姿を
どのように見ていたのか…



そのあと
夕方から仕事に行った私のいない時に
娘は帰宅した夫に
母親が泣いていたと
話したらしい





あれから
毎日のように
私は夫に
何かしら自分のこれまでの気持ちを
話して説明しては
涙を流しています





夫に
私がここまで
感じてきた夫への気持ちを
言い方を変えて
吐き出す説明する


 


相変わらず
そんな毎日が続いています






夫は

黙っているのみ