ゴールデンウィークは
仕事がなく
私も久しぶりの連休の予定でした




目一杯断捨離しようと思っていたのに





考えたくなかった別れが
突然来てしまいました





夫の社内不倫がバレてから
数年して
飼い始めた犬が




亡くなってしまいました






あの子を迎え入れたのは
娘のためと夫のためでした




娘の希望が一番ですが

夫はアパート育ちで
動物を飼った経験がなく
犬が大好きだったので
夫の人生が終わるとき
飼ってみたかったと恨まれないために…
そんなことも考えて
飼い始めたのでした





ご縁があって
譲り受けた犬たち




1匹目が亡くなった時
とても現実に耐えられなくて
3匹目を譲り受けました
2匹目が死んでしまったら
私は夫を刺してしまうかもしれない



それくらいの
感情を
夫に持っていたころでした




物々しいけど
そのくらい夫に対して
怨みみたいな気持ちでいっぱいでした




最近の物騒なニュースを見ていて
聞こえてきたコメンテーターの言葉
怨みの気持ちは
時間が経つとより増幅されていく…
そう言っていました




私もそんな状態でした




夫だけが
何もわかっていなかった…



あの子(2匹目)が死んでしまったら
夫とは離れて暮らす
もう本当にきっと離婚する



漠然とそう思っていたけれど
それなりに元気にしていたあの子が
あっという間に食べられなくなり
弱っていって
1匹目の元へ旅立ってしまった
私を夫のところへ残したまま…




あの子は
この世の誰より
我が子よりも
私を求めてくれました
ママ ママ と
後追いして大変だった
最後は粗相が多くて
一日中洗濯をしていた
介護だと思っていなかったけれど
思い返せばほとんど介護状態みたいな
生活でした
居なくなってしまうなんて…




あたまでは
じゅうぶんわかっていたのですけど
本当に冷たくなって
動かなくなりました…



こうして
この世から
生きているものは
居なくなっていくんだな…




夫は





あの子(2匹目)が
最後の時を迎えるよりも前から
私からも
娘からも
あなたの介護はしないから
と言い放たれています



本当に穏やかな表情で
最後のときを迎えたあの子



自分もそうだけれど
夫も
どんな最後を迎えるのだろうと
考えてしまった期間になりました…





あなたの介護はしない





そう言われたあなた




どんな気持ちがしましたか?





私はあの世へ行けたなら
もうあの子たちのそばから
絶対に離れないよと
そう心の中で伝えました



みんな死んだら
その時夫は
あの世で
私や犬たちと
一緒にいられるのかなぁ…



 



数年前
私の父が亡くなった最後のときは
病院のベッドで
誰にも看取られることなく
苦しんで
苦しそうにもがいて
ひとりきりで逝きました 

私や兄や家族に
あんなふうに思われていた私の父
あんな人生を送った父の最後 
父の最後の時間は
言葉にできないくらいの酷い表情で
とても苦しそうで
声をかけても
本人はどこかにもう行ってしまっていて
凄まじいものでした





夫をこんなふうに思ってしまった私

その夫とまだ離婚出来ず
その気持ちをなかなか越えられず
こうして暮らしている私





妻から 娘から
こんなふうに思われてしまった夫





いつくるのかもわからない
私たちのいのちの消えるとき





私は

どんなふうに
この世からいなくなれるんだろう
どんなふうに

この世からいなくなりたいだろう

あの子たちがいなくなった
この暮らしの中で…