どうして私たちは

こうなってしまったのだろう

毎日毎日いったい私はなにをしてるんだろう

と自分でも思うけれど

それは私にとっては大事なことで

これからの人生の生き方を

ずっと考えているから


あなたの彼女のことは

私にとって 

すべてが衝撃でしかなかったけど

浮気がわかってから今日まで

そのことを考えない時間は残念ながら

いっときたりともありませんでした

あれから私の頭の中では

常にそのことが

いつでも

どんなときでも

ずっと頭を占領してしまい

本当に本当に苦しかった

あのときからとっくに限界だった

私にとってはすべてが嫌でしかないのだけれど

まず 私には

あなたが 

私にバレなければ

浮気はできると思っている人だった

ということがとてもとても衝撃でした


そして

彼女のメールの内容

わかった時のあなたの様子

なにも言わずなにも否定しなかったあなた

発覚しても謝罪もしてくれなかったあなた

なのに離婚してくれなかったあなた

家事を全部するからそれならいいでしょと言うあなた

バレてからの16年間のあなた

全てが 全てが 全てが

私には衝撃でショックでしかなかったんです


「それだけはしてはいけないと思っていた」


とあなたが言ったことだけれど


私にとって

あなたのしたことって



まるで

私の知らないところで

知らない間に

離婚届が出されていて

いつの間にか知らない間に

彼女があなたの妻として

私に隠れて勝手に入籍されていた

気がついたら私は離婚されていた

私が嫌がるのはわかっていたから

二人とも私に言えなかったけれど

彼女は一生懸命

自分という新しい妻の存在を

私に知らせようとして何度も何度も

私に電話をしていた

それにやっと私が気がついた時には

もう二人は気持ちも心も体も

結ばれていて

私はそれを承諾する以外に

私の選択肢はなかった



私の中では

あなたは

ずっとそんな感じなんです



二人に離婚届を勝手に出されて

結婚されてしまえば


もう私にはどうすることもできないよね

あれからの私の人生は

そんな私のまま

あなたと暮らしてきたのです


あなたと彼女が

別れ際に

気持ちが高まって自然な「流れ」でしていたというキス

私にとっては

あなたが

それだけはしてはいけないと思っていた

という体の関係と変わりないです 



そしてあの彼女のメールの文面

自分の送信を全消去したあなたの

私が知らない彼女へのメールの内容

それも

体の関係やキスと私には同じ

もしくはそれ以上くらいに

私にとってはものすごく衝撃でショックで

もう私には

乗り越えるとか

終わったことだからと飲み込むとか

頭の中から無くすこととか

絶対にどうすることもできない衝撃的な

現実だったのです



私は

私が慈しんできた家族の中で

夫を愛し 夫に愛されて

生きていきたかった

けれど

あなたは違った

あなたが私を愛することができなかったように

私も

浮気をされてからは

あなたを愛することはできなかったのだと

私たちは

愛し合ってなどいなかったのだと


いまは思います



その結果が

いまの私たちなのだと思います



私の人生から

もしもあなたの存在が無くなったら

と 考えると

やっと 

自由に 

自分を

元の元気な私を

私の人生を

取り戻すことができるような気がして

少しだけ

わくわくした気持ちになります

私を苦しめるものが

なにもない

あれもこれも思い出して

苦しむことがもうなくなる

そう思うだけで

この16年にただの一度も

決して味わうことのなかった

とても爽やかな清々しい気持ちに

なれそうな気がするのです



あなたに言われてきた言葉の数々

あなたが私や家族にしてきた態度の数々

あなたが自分で選んだことの全てが

思い出しても

本当に思うのは

もう本当に本当にお腹がいっぱいで

もうこれ以上はなにも入りません


私はもう何年も前から

そういう状態なのです


もう これ以上

同じ思いを繰り返したく

ないのです


あなたは

私に 

甘えていた

と 言うけれど

甘えることと

信じてる者を裏切ることは

違うと

私は思います 



あなたは

貧乏が嫌だったと言うけれど

貧乏が悪いことではないと言うことを

お金が少ないことが恥ずかしいことではない

貧乏を恥ずかしいと思うことが

恥ずかしいのだと

考えることを放棄して

逃げることだけを覚え

貧乏を悪とし

少しでも人より得をすることを善しとし

その結果

バレなければ悪いことも得になれば善いこと

してもいいことであると

バレなければ問題はないと

得をできるかできないかが重要だと

間違った認識をし

貧乏を親のせいにすることで

学習してこれなかったのかなと思います

妻を失わないまま他の女とも逢瀬を楽しむ

得をすることしか

善しとできない




私は

この16

私の苦しみを理解してもらっていないことが

とてもつらかったのだと思います

この生活がとても嫌でした

どんどん落ちていく砂時計の砂を

私があなたと居られる我慢の砂時計の砂を

どこかで止めて欲しかった

けれど 何年か前に

もう全て落ちて時はなくなってしまいました

そしてあなたはその砂時計を踏みつけてしまい

砂時計は粉々になってしまいました



私も 自分の不幸を

親のせいにして

生きてきました



いま 

もう これからは

私のつらさを

あなたのせいにして

生きていくことから

離れなきゃいけない

離れたい


そんなふうに

思っています