ここしばらく
また
何度も
真夜中に泣いていました
いまは
夫が不倫していた季節だから
どうしてもいろいろと
思い出してしまうんです
もう
どんなにか
時間が経っているのは
わかっているんです
そして
夫が不倫をしていて
それを隠して
バレやしないと
そのままでいようとしていたこと
バレなければ
やめる気配がなかったこと
私の夫は
そんなひとなのだということを
それを受け入れられないまま
それでも生きるしかなくて
どうするともなく
ただ暮らしてきて
20年が過ぎてしまった
それだけだったのですが
まだ私はこんなにも
泣いてしまうんだ
泣きながら
自分でも
いつも
どうしてこんなに泣けるのか
考えてみるのですが
考えているのですが…
自分が
自分から
自分で納得できなければ
きっと私は
前へは進めないのでしょうね…
どうしたら
自分でこの状況を
納得して生きていけるんだろう
それを
細々と模索しながらの
この20年間の
私の結婚生活だったように
思います
先日の晩の
私と夫の会話
近々夫は
仕事で重たい荷物を
たくさん運ばなければならないので
腰を傷めないように
サボり気味の筋トレの
背筋のメニューだけでも
やっといた方がいいよと
私は台所で洗い物しながら
そばにいた夫に話しかけた
この頃は
お互い少し耳が遠くなっているような
そんな自覚もあり
もう一度
やっときなよ?
ぎっくりにならないようにさ
…と夫に言ったのだけれど
すぐそばにいたのに
夫は二度とも
返事をしなかった
え
無視?
そう思いながら
私はつい
小さく呟いた
…無視かよ…!
わざと夫に対して
そんな言い方をして
呟いたりしていたら
だんだん
むなしくなって
悲しくなって
涙が溢れてきてしまった
流しの前にしゃがみ込んで
泣きました
なんで無視するの?
悲しくなってきた…
やめてよ
なんで無視なの?
やりたくないから?
私が言ったことなんて
やってやるもんか!ってこと?
なんで無視なの…
結局そうなんだよね
私の気持ちを
あなたはいつだって無視なんだもんね
私は離婚したいって
言ったんだよ
それも無視だもんね
いつもずっとずっとずっと
私の気持ちなんか無視なんだよ
そうやってずっと無視なんだよね
そんなことを
泣きながら夫に言いました
還暦過ぎた
拗らせたバァさんだよな私…
残念だけど
そんな自覚もあります
でも言わずには
居られませんでした
20回以上また巡ってきたこの季節の
真夜中に
何度も嗚咽して過呼吸になって
泣いていたそんな不安定な私の
夫に対する普通の語りかけに
無視で返す夫
そして
どうして無視するのか
の答えが
「…なんのやる気も起きないんだよ…」
だったのです
結局
どこまでも 「自分」
なんだね…