​渡邊倫子さん

 

自分らしく輝いてる女性を応援しています。

本日ご紹介するのは、ニューヨーク在住、

ピアノ講師の渡邉倫子さんです。

 

倫子さんは、小学生から高校生まで

ピアノに夢中で、一度離れるも

再びピアノの世界にもどってきます。

 

ピアノ講師、倫子さんの更なる目標とは?

 

 

  今どちらに住んでいらっしゃいますか

私は今アメリカ ニューヨークに住んでいます

2001年にアメリカに渡米しました

 

家族構成は 夫と私と子供3人です。

 

旦那さんはトルコ人ですが、私たちは語学学校で出会い結婚しました。

 

  今何をしていらっしゃいますか

 

私は今ピアノの講師をしています。
 

 

  ピアノ講師だけど、実は・・・・・・

 

私はピアノの講師の経験はなく、音大を卒業したわけでもありません。
ピアノを習ったのは、小学生から高校生までの10年間くらいです。
 

私が子供の頃、「ピアノをやりたい」と両親にお願いをして習いはじめました。
ですが年を重ねていくうちに、

演劇の方に進みたいと思うようになりました。

 

高校も演劇科があるところに通って、
演劇が楽しくなり、

学校も忙しくなり、

ピアノの練習もおろそかになっていきました。

ピアノの先生には、
 

「 ピアノと演劇、将来どっちを取りたいの」 と聞かれ、

 

「先生、そんな質問しないでください。私は演劇に行くって言ったじゃないですか 」

 

と言ったところ
 

「だったらピアノをやめてもいいよ、もうここにはこなくていいよ」と言われ、
ピアノをあっさりやめてしまいました。

 

私は、高校で3年間演劇の勉強をして、大学で4年間映画の演技を勉強して、
この時は本気で演劇に夢中になり、

その後、渡米しました。

 

「ここで生きていくんだ 」

 

私は友達とニューヨークに旅行に行きタイムズスクエアに立った時、

「ここが私の生きていく場所だ!」と直感で感じました。

 

ニューヨークで生きていくからにはブロードウェイで

スポットライトを浴びたい!若さ故の夢いっぱいの気持ちで、
旅行から帰国後バイトをしてお金をため、

1年後にニューヨークへ留学しました。

語学学校に入学してすぐ今の主人と出会いました。
ニューヨークで生きて行くためにはアルバイトも必要。
しかし、周りにはたくさんの日本人もいて語学は上達せず・・・・・
 

演劇を学ぶためにここへきたのに、

このまま何もしないのはまずいと思い、

演劇の学校に通う入学手続きをした矢先のこと、 

妊娠が発覚。

妊婦という理由で学校から拒否、
母になると決めました。

 

  起業したきっかけはなんでしょうか

 

友人からの言葉でした。

 

子供同士を遊ばせていた時に、

 

「実は私、昔ピアノやってたことあるんだよね」 
と言うと、

 

「うちの子にピアノを教えてくれない?レッスン後は、

子供同士も遊べるし、一石二鳥でいいんじゃない」
 

と言われ、ピアノの講師業を始めました。

 

そこからありがたいことに、

口コミで広がって行って、今になります。

 

  起業前と今では生活に変化はありますか

 

お子さんを預かり、教える責任もあります。

 一人一人性格も違うので、

どのようにカスタマイズをしてレッスンするか

といったような責任が大きくなります。

 

今私が住んでるエリア周辺にもピアノの先生はいらっしゃって、
有名な教室で教えていた方、音大大学院を卒業した方もいます。

音楽関係の大学も出ていない私。

10年でピアノを辞めた劣等感を引きずっていた時期もあり,

私が提供できるものは?

みたいなものをもがきながらすごく考える時間でもありました。

 

それでもついてきてくださる生徒さんや親御さんがいることが、

今の私を作ってくださって、

今の先生という立場をキープできてるんだなって思います。

 

私がピアノの講師として葛藤していた時、

ライフコーチを介していろいろな方と出会い、

色々お話しさせていただきました。

 

その中で「私が目指していたものはここだ 」という確信と、

確信を具現化するために探していたメソッド、

そのメソッドの創立者でもありピアニスト/研究者でもある先生と

出会うことができました。

 

  確信がついたいのとは?

 

確信がついたことが2つあります。

 

1つは、原点に戻った時に何でピアノを始めたのか。

ピアノを通して、私が一番ワクワクしたところにフォーカスしました。

私がピアノを続けてきたのは、

新しい楽譜に出会える喜びがすごく大きいからです。

 

楽譜を開いたら白と黒しかないのに、

そこにはカラフルな世界が詰まっていて、

「これをどうやって表現していくんだろう、

どんな曲なんだろう、

どんな世界を見せてくれるんだろう。」とす

ごいワクワクした気持ちがありました。

 

ピアノを辞めてもずっと変わらなかったし、

私は、その楽しさに導びけると思いました。

 

2つめは、

音楽は結局どれだけ自分の世界を作れるかだと思っています。

 

例えばクラシックだと、バッハ、ベートーヴェンの曲を

この偉大な作曲家の意図通りに弾くのはすごく大事なことだけど、

それに自分の色をつけて自分の音楽にすることです。
 

自分の色を音楽に乗せることで、

それに感動してくれる人もいるかもしれませんし、 

音楽を通して自分の気持ちを受け入れてくれるのも嬉しかったです。

 

自分と作曲家の先生との、

世界にひとつしかないコラボ曲になるって、

作曲家先生方には恐れ多いですが、胸がキュンとします。

 

そういう自分を認めた世界を作ることは、

人生の中で大きな自信に繋がると思います。
 

  これから目指していることはありますか

 

一人一人の演奏が違っていい。

それは他の人のことも 寛容に受け止めることにつながると思っていて
それが世界貢献につながるのではないかと思っています。


お互いを受け入れる。 

それは器の大きさじゃないけど、

心豊かにしてくれるお手伝いができればいいと思っています。

 

本当にそういう輪がどんどん広がれば、

世界平和にも繋がっていくと思っていますので、

1人でも多く音楽の魅力に触れ、

自分を表現できるお手伝いをさせてもらえたらと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

倫子さんありがとうございました。

 

ピアノは、誰でも弾けるものじゃない

から私は尊敬しちゃいます。

 

子どもたちだけでなく、

ご友人からの信頼があるからこそ

続けられると思います。

 

これからの活躍を楽しみにしています。

 

倫子さんへのコンタクトはこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペイン巡礼好きが

崖っぷちアラフォーからの脱出