永峰美佳さん

 

自分らしく輝いている女性を紹介しています

本日は、一般社団法人「居場所」代表の
永峰美佳さんです。

 

主に不登校、引きこもりの家庭
しんどさを抱えた人たちをサポート
しています。

どのような経緯で事業を立ち上げたか
お聞きしました。

 

  どちらに住んでいらっしゃいますか

 

滋賀県の近江八幡市です

 

  今はどんなことをしていますか?

 

今は一般社団法人を立ち上げて居場所事業をしています。


不登校や引きこもりのご家庭など、

しんどさを抱えた人たちを丸ごとサポートする場を開所しています。

 

  居場所を始めたきっかけは?

 

実は、私も病気で学校とかあまり行けてなくて、

兄弟もあまり行かなくて、という背景があります。

さらに、自分の子供が不登校になってしまいました。

 

自分が経験した過去があるので、

もちろん落ち込みましたが、

深刻さでいうと、
そこまで落ち込んではいませんでした。

 

「不登校になっちゃったけど、日々楽しく行こうよ!」

みたいな感じで、

不登校のことをブログに書いていました。

「うちにいても退屈だから、今日は〇〇に行きます」みたいに

楽しんでる様子をアメブロで発信していたら、

「なんでそんなに明るくいれるんですか」と

相談をいただくようになりました。

なぜなら、不登校の子の対応は

 

どうしたらいいかわからない、

どこに相談すればいいかわからない

 

という方からの大量の連絡がきてしまい、
私の生活に支障が出てしまうくらいでした。


そこで、

 

市の社会福祉協議会さんに相談しに行きました。

一緒に会を開いてくれてる方も出てきて、
 

「みんなで悩みを共有する場」を

立ち上げてやったことが
最初のボランティア団体の始まりです。

 

  起業したきっかけはなんですか?

 

ボランティア団体だと公的機関があまり相手にしてくれなく、

会社にしてやっと対等に喋ってもらえるため、

事実を社会に訴えていきたいと思い起業しました。

 

一対一で喋るより、悩みを話すことで情報の共有ができます。
横のつながりができて、悩みを乗り越えた人とも話すと
少しずつ元気になっていく人が出てきました。

この時「居場所」の必要性がすごくよくわかり、
継続しようと思ったのです。
 

子供の居場所事業の団体と連携して一緒にやってきたなかで、
長年やってるといろんな方が来ます。

結構深刻な内容は本当に多かったですし、
通報もしたこともあります。

 

今は共感していただける企業さんや

個人会員さんの資金援助と、

助成金をいただいて運営してます。

 

  起業前と今では変化はありますか?

 

起業は、思った以上にハードですが、

自分自身の成長を感じますし、

やってよかったと思います。

 

多くのボランティア団体(うちの団体も含む)が活動することによって、

公的機関の対応が、この5年で大きく変わってきました。


社会的にも訴えることができたと思います。

 

 

私一人(当団体)だけでは、

社会に訴えるまではいきませんでしたし、
起業という形で大きな責任とか信頼が

得られた結果だと思います。

とてもハードな環境ではありますが、日々、
皆さんが元気になっていく姿を見れるのは、
頑張りの一つにはなります。

 

  これからどのような未来を描いていますか

 

うちの団体や、

NPOもですけど、最終的に団体がなくなることを目指しています。

不登校やひきこもりなどの子たちが

社会的に認められていく、

そうなるとうちの団体はなくなります。

 

そういう未来を目標としていますが、現実は難しいです。

 

なので、社会的アピールもして、

いろんな人を巻き込んでいくと、

うちの団体はいつか必要なくなるんじゃないかなって思います。

 

今はとにかく団体を支えてくれる方、

ボランティアとして携わってくれる方、

理解者を増やして、

子供達が社会に出ても辛くないない社会にしていくことです。

 

 

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美佳さん、本当にありがとうございます。
美佳さん自身の経験をもとに
走っている姿を想像すると
応援したい気持ちでいっぱいです。

美佳さんの団体の活動、
日々のブログをご覧いただけます。


団体の活動はHPでご覧いただけます

 

 

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