辛すぎるお産、でもありがとう | こんにちは、ゆうちゃん!けいくん!

こんにちは、ゆうちゃん!けいくん!

2014年6月に誕生した、長男ゆうちゃんと2016年8月に誕生した次男けいくんとの日常を綴っています。時々、2018年11月にお空に帰った第3子のとーくんのことも。

無事に分娩が終わり、赤ちゃんに会うことができました。
13週6日での分娩、わかっていたことですが、死産でした。

朝、9時に分娩室に呼ばれ、診察。
子宮を広げる薬を抜き、誘発剤を入れました。

分娩室に入った瞬間、けいくんの時のお産を思い出したりして、「ここで、ゆうちゃんとけいくんにも立ち会ってもらって、普通に分娩したかった」と思い、涙がでてきましたぐすん
でも、担当の助産師さんが明るく対応してくださり、落ち着きを取り戻すことができました。

誘発剤を入れたらすぐにお腹が張ってきて、定期的に張りがくるように。
2人産んでるから、進みが早いかも。午前中には会えるかもね、と話していたのですが、その後も痛みは続くけれどお産は進まず…

渋滞にはまって遅くなったパパが到着してからも、張りは強くなったり弱くなったり‥‥
結局、午前中にはお産にはならず、お昼を食べて、再度診察&誘発剤を入れました。

誘発剤を入れてすぐに強い痛みがきたのですが、姿勢を楽にしようと体を横にしたら、痛みが弱まってしまいました。
私もパパもウトウトしていたら、「ちょっと休憩しよう!」と助産師さんに言われ、そこから1時間も寝てしまいました。

起きたあと、定期的な張りを感じていたのてすが、赤ちゃんがまだ降りてこなそうということで、今度は助産師さんに足湯を提案いただきました。
助産師さんが準備で退室され、パパは寝ていたので、1人集中して呼吸していたら、急にプチプチという違和感がびっくり
慌ててナースコールを押して、「赤ちゃん降りてきそう」と伝え、戻ってきた助産師さんにみてみましょうと言われた瞬間、にょろにょろっと何かが出てくる感じがアセアセ
「あ、何か出ましたアセアセ」と言うと、若手の助産師さんが慌てて「赤ちゃん出ました」と。
えー、こんなにすぐでてきたの?!とびっくりしていると、先生が3人もいらして、確認。
すると、出てきたの赤ちゃんじゃなくてフォアグラ(血の塊)だよね。と言われましたびっくり
どうやら、私達を苦しめていた血腫が先に出てきた模様。
先生はエコーを見ながら、尿がたまってるからトイレに行くように、と言い、退室。

足を拭いたらトイレに行きましょう!と助産師さんに言われ、助産師さんが準備している間に今度はパチンと破裂感がアセアセ
「破水したみたいです」と伝えると、「ああ本当だ!」と。
トイレに行けぬまま、助産師さんに再び先生を呼んでいただき、先生がきたところで再びにょろにょろっとした感じがびっくり
今度こそ、待ちに待った赤ちゃんでした照れ

助産師さんか、「赤ちゃんきれいにでてきましたよ。あ、3人目ももしかして…」と言われたので、「男の子ですか?」と聞くと、「そうみたい!」と。
赤ちゃん、また男の子なんだ、とパパと笑いました。

その後、なかなか胎盤が出てこなくて、助産師さんがずっとお腹を押してくださり、30分後にようやくヌルヌルと胎盤も出てきました。
内膜などは、機械をいれて掻き出す形になりましたがアセアセ

胎盤を必死に押し出している間に、赤ちゃんと対面させてもらいました。
箱の中に、とってもとっても小さい、でもきちんと赤ちゃんの形をした子が寝ていました。
手足の指もちゃんと5本あり、助産師さんが手形、足形を取ってくれました。
身長は10cm、体重は20g。
とってもとっても小さい男の子でした。

助産師さんにへその緒を取っていただき、手形、足形と一緒にいただくことができました。
家族写真も撮ってプレゼントしていただきましたニコニコ

その後は、出血が落ち着くまで、分娩室に赤ちゃんと一緒にいました。

ちゃんとお腹の中で大きくなるまで育ててあげたかった。
普通に出産して抱っこしてあげたかった。
お兄ちゃん達と遊べなくて残念だね。ごめんね。



原因は不明、解剖も望んでいないので理由はわからず。
ただ、パパはどうして?という気持ちが強いみたいで、なんでだろうとずっと言っていました。

私は、赤ちゃんに会えたことで少し気持ちが落ち着きました。

最初は、死産なんて辛すぎる。あと数週違えば流産で処置も違ったのに‥‥と思いましたが、分娩を終えて、ちゃんと赤ちゃんの顔を見ることができ、触れることができ、写真をたくさん撮って、"ありがとう"と"ごめんね"を言えることができ良かったと思っています。


辛すぎる出産でしたが、赤ちゃんにありがとうという思いでいっぱいです。