80年代ファッション『DCブランド』 | ボブログ(๑ ́ᄇ`๑)

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スタイリスト 伊藤彰ボブのブログです。


今回のテーマは

80年代のファッションについて

 

 

80年代といえば、あのギラギラしたバブリーなイメージが強いですよねグラサン札束キラキラ

 

パワーショルダーでボックスシルエットのジャケットや、ボディコンシャスなミニ丈ドレスが印象的で昔のドラマや画像みても「あー、これこれ!」ってなるやつですグラサン

 

わかりやすいイメージでいうと…

 

こんな感じ爆  笑

 

(お笑い芸人の平野ノラさんと登美丘高校ダンス部のみなさん)

ちなみに3年前に忘年会で500人を前に女装してバブリーダンス踊りました。笑

 

 

でも実は他にもたくさんのファッションが80年代にはあったのですキョロキョロハッ

80年代のファッションを簡単にジャンル分けすると、

 

DC(ドメスティック&キャラクター)

プレッピー

BCBG

ヒップホップ

 

他にも、

オールドスクール、ニュースクール、スラッシャー、ニューウェイブ、テクノ、ニューロマンティクス、ハードコアパンク、ヘヴィメタル、ゴス、レイヴァーズ、スカリーズなどがあります。


とはいえ、

こんなにたくさんごちゃごちゃ説明されても訳わかんないと思うので

今回は、

DCブランドについてご紹介します拍手イェーイキラキラ

 

 

70年代は、様々な国や民族の文化を取り入れたり、若者の思想や生き方から生まれたストリートカルチャーなど、ファッションにおいて多様化の時代でした。

 

そして80年代は、個性を大切にして自分らしさをアピールする、ポストモダンの時代になりました。

 

ポストモダンはなにかは難しすぎて説明できないので

下のWikipediaをご参照くださいましゲッソリもやもや勉強不足でごめんなさい

 

※ポストモダンとは…

ポストモダン(英: postmodern)、ポストモダニズム (英: postmodernism) とは、進歩主義や主体性を重んじる近代主義や啓蒙主義を批判し、そこから脱却しようとする思想運動のこと。 またはモダニズム(近代主義)に行き詰まりを見出し、そこから逃れようとする芸術などの文化的諸分野上の潮流。 脱近代主義。 

Wikipedia参照 

 

 

そもそも80年代ってどんな時代?

 

って話なので簡単に説明すると…

 

 

大衆消費社会の次の時代・ポストモダン

 

日本の経済は50年代から70年代にかけての朝鮮戦争、ベトナム戦争の特需に勢いづき高度経済成長、一時オイルショックによる不況もありましたが、80年代には日本の景気は空前の盛況、バブルを迎えました。

 

ソニー、松下がハリウッドの映画会社を買収し、三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターを買い、日本は世界屈指の経済大国に成長しました。

 

大量生産とその消費が定着化し、「テレビ・冷蔵庫・洗濯機」が三種の神器で、それらを手にすることが人々の憧れだった時代は終わりました。

 

 

製品で満たされた人々が同じものを持つようになると、次に日本人が求めたのは「他とは違うもの」でした。

モノを作ることが目的からなくなり、多種類、少量生産、ライフスタイルや価値観に合わせてものを作ることが求められました。

 

過去にアメリカでフォーディズムがGMの多品種に逆転された現象に似ていて、このような高度消費社会は文化的にもポストモダンといわれる状況を作り出しました。それはもちろんファッションにも当てはまります。

 

 

日本のDCブランドブーム

 

DCとは、「デザイナーズ&キャラクターズブランド」を意味し、80年代のポストモダンを背景に差異化、少数派が求められる風潮の中で生まれました。

つまりはデザイナーズブランドを総称したもの。

 

この流れは70年代から既に始まっていました。原宿のマンションからブランドを開始マンションメーカーの登場や、PARCOは新鋭ブランド(デザイナー)にテナントを提供していました。

 

このような新鋭デザイナーは、大手量産型のアパレル企業が手を出さない個性的なデザインを発信していました。全てのブランドには当てはまりませんが、ロンドンのモッズ、パンクファッションとは本質的に異なり、DCブランドブームの時のブランドは対抗文化などから生まれていませんでした。

 

ポストモダンの流れの中で消費者もまた、ほかとは異なる自身のライフスタイルを求めていました。70年代にDCブランドの流れが始まり、80年代に本格化しました。

 

もっとも有名なのが…

 

「コムデ・ギャルソン」「ヨウジヤマモト」です。

 

 

この二人に関する説明はかなり長くなりそうなので別の機会にアセアセ

 

 

82年ギャルソンのプアスタイル。

 

ギャルソンのプアルック

 

プアルックはコムデ・ギャルソンが82年3月に、ヴィヴィアン・ウエストウッドが82年の10月に発表し83年に大流行しました。

 

ヨーロッパの伝統指向が強まり、構築的なスタイルを支配するパリ・モード界においてパンクスタイルを進化させ、貧乏人のように破れた非構築な服はかなり衝撃的でした。

 

貧乏にリアリティを感じないキッズたちにとってはあえてボロを着るというのが

センセーショナルで一種のメルヘンとして捉えられました。

 

82年のヨウジヤマモト(ワイズ)

 

ギャルソンやワイズがパリコレクションで発表し、全身黒でまとめた斬新なスタイルはストリートにも影響を及ぼしました。

 

彼らのデザインは保守伝統に真っ向から反抗し、デザイナーのあるべき姿をストイックに見せ続けました。

その結果、フランスの保守的なジャーナリストは認めませんでしたが、ワシントン・ポスト82年10月16日号では「ニュー・ウェイ・オブ。ビューティー」として高い評価を得ました。

 

その他フォークロア風のピンクハウス、ヨーロピアンテイストのニコル、サブカルチャーの影響を強く受けたタケオキクチ、コムサ・デ・モードなどが有名です。

 

 

世界のDCブランド

80年代のファッションとは離れるますが、海外ではジルサンダー、ジョルジオ・アルマーニ、ドリスヴァンノッテン、ドルチェアンドガッバーナなどのデザイナーの個性が全面にでたブランド。

ディーゼルエイプなどの経営者(デザイナー)がデザインから販売までトータルでのブランドイメージ(キャラクター)を打ち出すブランドはキャラクターズブランドと言えます。

 

 

 

はい!ここまでっ!

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました爆  笑

 

 

 

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スタイリストボブの今季、何買う?

 

毎日何かしらの記事が載っているので是非読んでください雷

よろしくお願いします!

 

 

スタイリスト兼、

見習イター(ライター)笑

未熟すぎる私ですが、スタイリストとしてだけでなく、

ライターとしても執筆レベルを上げるべく頑張ります!

 

みなさーん!もりもり連載中なのでガンガン読んでくださいねグッキラキラ

 

 

 

 

 

笑顔と感謝を忘れずに!

 

アディオス!

 

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