God save the queen
ジャジャジャジャージャーン
It's a fascist regime
ジャジャジャジャージャーン
どーもこんにちは
いつもあなたの心のそばに音楽を。
ワクワクミュージックホテルのDJボブです
ただいまお送りしましたのが
SEX PISTOLS で
God save the queen でしたー
ということで、
今回のテーマは
パンクファッションについて
パンクロック!
多少なりとも音楽に触れ合っていれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか
大体のイメージは、頭のイカれたバンドマンみたいなイメージをお持ちかと思いますが、
パンクファッションは意外にも多くの種類に分類されます
ちなみに、
パンクロックが生まれたのはニューヨーク
パンクファッションが生まれたのはロンドン
・UKパンク(別名 プラスティック ぺキュリアーズ)
・モードパンクス
・ニューヨークパンク
・パンクロッカーズ
・ストリートパンクス
・ニュースキンズ
・ネオモッズ
と、大きく分けても6つに分類されます
そもそも
パンクファッションって何?
パンクファッションとは、
ロンドンのパンクロックの誕生と共に生まれたもので、セックスピストルズ、ストラングラーズ、クラッシュ、などのパンクロックバンドファッションのことです。
その中でも特に有名なパンクファッションといえば、この人たち↓
SeX PISTOLS
(セックスピストルズ)
伝説のパンクバンド セックスピストルズ
セックスピストルズは1975年にマルコムマクラーレンによって集められたメンバーで結成したパンクロックバンド
反体制的、暴力的な歌詞、ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザインした過激な衣装を着て活動し、イギリス当時の空気感から、労働者階級を中心に広く受け入れられました
そのファッションの特徴は、鋲(スタッズ)を打った革ジャンや、引き裂かれたTシャツやジーンズ、安全ピン、逆立てた髪型など煽動的で過激なものでした。
パンクは仕立ての良い服、高価な宝石などのアクセサリーといった上流階級を象徴するものに対する存在。
当時、保守的なロンドンには伝統、正統とされる服の着方に関わる上流階級のルールが残っていました。そんな上流階級の洗礼された美しさに対する醜さ、汚さから生まれたのがパンクです。
また、音楽的にも反抗的な立場をとる。より巨大化し商業化され、より概念的になったロック(ハードロック、プログレ)に対して、パンクはアンダーグラウンドで音楽をストリートに戻すものでした
パンクの起源
70年代のイギリスは、中東戦争(オイルショック)などの影響から経済不況の中にあり、インフレ、失業率の上昇、生活水準の低下などが深刻になっていました。
そのほかにも、怒りのはけ口として人種差別なども問題になっていました。
そういった時代に対する反骨心、反体制派意識を音楽にしたことがパンクロックのきっかけになりました。
マルコムマクラーレン
マルコムマクラーレン
マルコムマクラーレンは美術学校出身で、前衛芸術や、50年代のロックンロール、50年代のロンドンファッション、テディボーイ(細身のロングジャケット、リーゼントなどが特徴)に強く影響を受けていました。
また、彼自身、一時ニューヨークでパンクバンド、ニューヨークドールズのマネージャーとして活動していました。
マクラーレンはCDや同棲していたヴィヴィアンウエストウッドが作る服をフリーマーケットで販売して生計を立てていました。フリーマーケットからの事業は拡大し、スタイルや、ショップ名も改名していたそうです。
マルコムマクラーレンとヴィヴィアンウエストウッド
セックスピストルズの結成とパンクムーブメント
パンクファッションのショップ「セックス」
パンクを打ち出した時のショップ「セックス」はポルノショップのような雰囲気でフェティッシュをテーマにゲイ、SM(ボンテージスーツ等)などからインスピレーションを受けた商品を扱っていました。
このようなアイデアは権威に反発するもので不況下にあった若者を引きつけていきました。
マクラーレンはニューヨークで生まれたパンクをロンドンでも流行らせようとして「セックス」に出入りしていた若者を集め75年にセックスピストルズを結成しました。
セックスピストルズとマルコムマクラーレン
セックスピストルズの挑発的な音楽とファッションスタイルは一部の熱狂的な支持から始まり、テレビでの放送禁止用語を連発するなど、何かと話題を振りまき一つのムーブメントになりました。
セックスで販売されていた服を身につけたセックスピストルズはムーブメントの盛り上がりとともによりアナーキーなスタイル、パンクファッションを確立していきました
パンクムーブメントの終焉
ヴィヴィアンウエストウッド
78年にセックスピストルズが解散し、ヴィヴィアンウエストウッドのファッションは次々にコピーされパンクが斬新を失ってしまいました。
こうして「ムーブメントとしてのパンク」は70年代末に終わりを告げたが、美しく見せるファッションへのアンチテーゼ、反抗の象徴など、様々な解釈の中でパンクファッションは今でも多くの若者にファッションの一つとして存在しています。
その後、パンクに影響を受けたデザイナーでは、ジャンポールゴルチェやアナスイなど、日本ではアンダーカバーや、ナンバーナインなどが活躍しました。
日本のファッションブランド アンダーカバー
ということで
今回はパンクファッションについてお送りしました
最後に!
小学館WEB Domani でも、
引き続き連載中なので是非ご覧ください!
笑顔と感謝を忘れずに!
アディオス!