一行は門前仲町の深川仲町商店街に
出ました。
3年前に歩いた辰巳新道の飲食店街に
入ります。
辰巳新道
戦後、復興の真っ只中、門前仲町近辺は
都電が走っていました。
その電車通りに夕方になると、煮こみ、
焼とり、おでん、天ぷら、串かつ等色んな
屋台が出て賑わっていました。
それが都の条例により一ヶ所に集められた
のが、昭和25年3月。辰巳新道の始まり
です。
辰巳とは江戸城から見て辰巳(東南)の
方位にあたり、辰巳新道のなったそうです。
〔参考:「辰巳新道商店会公式HP」より〕
日中はどこも閉まっていて静かです。
「辰巳新道」の標柱が在ります。
此処でBS-TBS吉田類の「酒場放浪記」
に登場した大衆酒場「だるま」さん。
甘味処「いり江」さんを見つけました。
「氷」の旗が出ていたので、かき氷でも食
べようかな?と思いましたが、いやいや
“深川めし”だ!と自身を戒めました(笑)
さて今回の主目的地は富岡の「深川花
街跡」。
そこに向かって大横川に架かる黒船橋に
来ました。
(この地に詳しい方はきっと「あれ?」と
お思いでしょう?)
船着場が在ります。
黒船橋
黒船稲荷のそばにあったのでこの名前が
ある。
この橋から富岡八幡宮にかけて参道がに
ぎわっていた。
この橋は昭和5年に架け替えられえ、更
に平成2年頃に架け替えした橋である。
(「江東区にある橋の由来」より)
江東区主催の和船乗船体験に深川門前
仲町付近の黒船橋から東富橋の区間が使
われることがある。
(wikipedia・大横川より)
〔参考:サイト「Google Earth街並散歩
(江戸編)」より〕
黒船橋や大横川を撮影していると、橋脚
の補修工事をしていた少し東北訛りの
ある小父さんから声を掛けられました。
「どこから来たの?」
「横浜です!」
「遠くから来たね?」
「はぁ!(そんなに遠くはないですけど)」
その後 横浜の話を少しした後、
「これからどこ行くの?」
「深川の花街跡に行こうと思います」
「あれ?ここ(黒船橋)行くと月島だよ!」
実はこの日地図を持参していませんでした。
「ありゃ?そうですか?」
「うん!富岡八幡宮の方でしょう?ならこっ
ちだよ!」
と指差します。
「そうでしたね?ありがとうございます!」
礼を言って方向転換です。