「作って、売る」
「それがビジネスだ」
昨日の記事で、独立当初、知り合いの経営者にそう教えてもらったと書きましたが、ではまず、コーチにとって「作る」ということはどういうことなのでしょうか?
一般的な企業で考えてみましょう。
メーカーは自社独自の商品を持っている会社です。
任天堂ならNintendo Switch。
カルビーならポテトチップス。
彼らは自社独自の商品を作ることが存在価値です。
一方で、自社独自の商品がない会社もあります。そういう会社は、メーカーが作った商品を販売することが存在価値です。
つまり「作る」ことが強みで、それが顧客にとっての価値で、自社に取っても利益の源泉になっているなら、「作る」に投資することが大切。
一方で、「売る」ことが強みで、それが顧客にとっても価値があり、利益の源泉になっているなら、販売力向上に投資することが大切です。
これをコーチという仕事に置き換えれば、
- 自分で開発した独自のコーチングメソッドやプログラム作る人
- 誰かが開発したコーチングメソッドやプログラムを教え、広げる人
の2タイプにわかれることがわかります。
私は才能心理学を作ったので、タイプ1です。
才能心理学的にざっくりいえば、1はない人で、2はある人です。
詳しくはこちら
才能開発の仕事をしている人と、人はこの2タイプのいずれかに分かれて、「作るのが得意な人」と「広げるのが得意な人」がいるとわかります。
成功という観点でいえば、得意なことを活かす方がいい。
コーチという仕事で独立しようと思うなら、まずは自分が「作る人(ない人)」か、「売る人(ある人)」かを見極めることが大切です。