こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
「優等生、やめます」
先日、ライフシフトコーチ養成講座の受講生からメールが届きました。
彼女は人当たりも良く仕事もできる、職場で活躍している女性です。
仕事ができる=相手の期待に応える力がある、それはとても素晴らしいことですが
優秀な人ほどはまりがちなのが
「自分を後回しにする罠」
他人の期待を優先させすぎて、自分の感情(気持ち)を後回しにしてしまうんですよね。
ライフシフトコーチ養成講座がはじまった一月、彼女をパッと見たときにも、そんなリスクを感じたので伝えました。
講座を通じ、自分の働き方や人間関係などを見直す中で彼女が思い出したのは
幼少期にいつも両親から言われてきた
「お前はお利口さんだね」という言葉。
「お利口な子供=両親が喜ぶ」
「優等生=両親が幸せになる」
そんなビリーフ(思い込み)が、自分の中に優等生という人格(キャラ)を作り上げる一方で、優等生以外の人格を封印してきたのです。
人は誰でも、いろいろな人格を持っていますが、1つの人格が強くなりすぎると他の人格を使えなくなることがあります。
そして、その人格に飽きると、人生そのものに飽きがくる。
彼女は「他人の目や期待を気にして、他の人格を出せない」というビリーフ(思い込み)を外したことで、「すごく楽しくなってきた!」と言っていましたが
封印していた人格を使えるようになったのだから、楽しくなるのは当然ですね。
これからの彼女の活躍が楽しみです。