こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
先日、受験を控えた留学生のみなさんと話をする機会がありました。
国は違っても、若者の感覚は同じですね。
なぜ日本に来たのか?という話から進路や将来の悩みまで
いろんな話ができてとても有意義な時間となりました。
私が尊敬する教育者に、橋本武先生がいらっしゃいます。
教科書を使わずに、小説「銀の匙」を中学の3年間をかけて読み解く授業を行い
灘校伝説の国語教師、と呼ばれるようになった方です。
橋本先生は教育の現場において
「好きなことをがむしゃらにやる心を育む」ということを大切にされていました。
また晩年には、当時その破天荒な授業スタイルに賛否両論あったことを振り返り、次のように語られたそうです。
「教育の真価は20年後にあらわれる。今、多くの教え子が世間の要職で活躍しているところをみると、私のやってきたことは間違っていなかったと、言えるのではないか」
私の仕事も教育です。
今、蒔いている種が、10年後20年後、どう芽吹き花咲くか楽しみです。
そして、これからを生きる子供たちが、
自分で才能を見つけて未来を切り拓いていけるように
私も、自分にしかできない偉業を成し遂げる、
この決意を、日々忘れずにいたいと思います。