こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
私たちは常に未来に向かって生きています。
理想の未来、それはあなただけに見える真実、「ビジョン」ともいえるでしょう。
アメリカ、フロリダ州にあるディズニーワールド。
今では年間4000万人が訪れる世界最大の観光スポットも
かつてはワニが生息する広大な沼地でした。
その場所をディズニーワールドの建設地として選んだウォルト・ディズニーは、何もない沼地を前にして
「あそこにマジックキングダムがあって、あそこにはスプラッシュマウンテンがあって…」
などと語ったといわれています。
彼はディズニーワールドの完成を待たずしてこの世を去りましたが
開幕の記念式典である人が、ウォルト・ディズニーの夫人に
「ご主人がこれをご覧になる前にお亡くなりになっていて残念です」
と言ったところ、夫人はこう答えたそうです。
「いいえ、主人は見ておりました。だからこそ、いま、ここにそれが存在するのです」
「人生の物語」という線は、点と点がつながってはじめて生まれます。
自分が生まれ育った境遇という「過去の出発点」から
「未来」という目的地に向かって歩く
その未来を指し示す方角を教えてくれるのが「才能のベクトル(方向性)」なのです。