今日は、ジョン・レノンとスティーブ・ジョブズの
共通点に注目してみます。
ジョン・レノンもジョブズも、家庭の温もりと親の愛に
飢えた生い立ちでした。
「存在への切望感」という共通点を持ったふたり。
ひとりはロックで社会に立ち向かおうとし、
もうひとりはMacで社会を見返そうとしました。
ツールとフィールドは違いますが、たぐいまれなる才能を
作品や製品に惜しみなく注ぎ込み、理想の社会を実現しよう
としたところが、彼らの共通点です。
資本主義とグローバル化の波が、古き良き時代を押しやり、
人と人のつながりを引き裂いた時代に生きたジョン・レノンとジョブズ。
抑圧された人々の心を解放し、孤独を癒そうとした彼らが、
時代のヒーローとたたえられたのは、必然だったのかも知れませんね。
ふたりの共通点はまだあります。
ジョブズが日本をこよなく愛していたのは有名な話ですが、
ジョン・レノンもまた日本に強い好奇心を抱いていました。
ジョン・レノンにとってオノ・ヨーコとの結婚は、孤独な人生を
救ってくれる「和(輪)の思想」そのものだったのでしょう。
そして、世の中を変えてしまうほどの影響力を持ったふたりの
何よりも大きな共通点は、「才能の源泉」が「孤独感と切望感」
だということでした。
■成功者の才能プロファイリング事例は「自分の秘密 才能を自分で見つける方法 」に書いています。どんな成功者と自分は似ているのか?興味のある人は、読んでください。
