「才能の源泉には、切望感がある」という仮説を検証するために、私が歴史上の偉人たちのヒストリーを追いかけたことは、これまでにも何度かお話してきました。
その中でも興味深かった人物の一人が、ルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチです。
『モナ・リザ』や『最後の晩餐』などの名画を描いた彼は、今もなお、天才画家として賞賛されています。
それだけでなく、音楽や建築、あるいは数学や天文学、さらには解剖学、生理学、動植物学、地質学、物理学などのあらゆる分野に秀でた業績を残しており、『万能人』という異名まで持っていたのです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、地元でも名の通った血筋の裕福な家庭の出自でした。でも、彼の父と母は、家柄の違いという問題に阻まれて正式に結婚していません。
しかも、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた年に父親はほかの女性と結婚し、その後、母親もまた別の男性に嫁いでしまいます。
天才画家の名を欲しいままにし、人類史上もっとも多才な人物と謳われたレオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼が、両親の愛情を知らずに育った私生児だったという事実は、「才能の源泉には、切望感がある」という私の仮説を立証する大きな一歩になりました。
■成功者の才能プロファイリング事例は「自分の秘密 才能を自分で見つける方法 」に書いています。どんな成功者と自分は似ているのか?興味のある人は、読んでください。
