ジャスティン・ビーバーは18歳の世界的アイドル。16歳の時、NYのマディソン・スクエアガーデンで開催された公演チケットは、なんと22分で完売! 突然現れたスターに「奇跡だ」という人もいました。
2011年には、史上初めてYouTubeで20億回ビデオが再生された人物になり、レディー・ガガの記録を越えていたと言われています。
そんな彼の軌跡をたどったのが映画「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー ディレクターズ・カット」。
ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー ディレクターズ・カット [DVD]/ジャスティン・ビーバー,ボーイズIIメン,マイリー・サイラス

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彼はブレイクする前、たとえ歌えなくても、アメリカ中のラジオ局を周り、「彼に会ったことのないDJはいない」と言われています。
頭を休ませるために見たはずが、感動して、逆に目が覚めてしまいました。
この映画にはファン作りの秘訣が満載です。
印象に残っているのは彼の「いたずらっこ体質」。スター性のある人に共通するのが、この特徴。彼はいたずらをして、人を楽しませるのが大好きなサービス精神あふれるスターです。
大人になるにつれて、常識が刷り込まれると、「やってはいけない」、「迷惑をかける」と感じて、遊び心、いたずら心にブレーキが掛かりますが、彼の周りのスタッフや大人たちは、ジャスティンのいたずらを心底楽しんでは、やり返していました。(笑)
いたずら好きは好かれます。
それはなぜか?
いたずらとは、「やってはいけないこと」。
やってはいけないことをするのはハラハラ、ドキドキ、楽しい。
そして、爽快感がある。多くの人が内心、やってはいけないことに束縛され、窮屈感、不自由さを感じているからです。
人は本来、自由に生きたいもの。日常の不自由さから一瞬にして解き放ってくれるものの1つが、いたずら、ユーモアです。いたずらやジョークとは、実はとてもクリエイティブなものなのです。
もし、あなたが、いたずらやジョーク好きなら、本来クリエイティブな人だという証拠。あなたは、クリエイティブさを仕事やプライベートで活かしているでしょうか? 今の生活に満足できないのは、自分の特質を活かせていないからかもしれません。
いたずら好きとは、「天真爛漫さ」から生まれます。
ジャスティンは、彼のいたずら好き、ユーモア、おしゃべり、歌、ダンスを愛し、応援してくれる両親や祖父母に恵まれました。彼が才能を伸ばせた1つの要因として、家族の存在は大きいでしょう。
中には、そんな子供を「落ち着きがない」と心配し、厳しく躾ける親もいます。
あなたの周りにも、ユーモアや、いたずら、斬新な発想を歓迎しない人もいるでしょう。人はそれぞれ価値観が違うからです。
しかし大切なことは、それを喜んでくれる人に出会うこと。
そのためには、あたが「面白い!」と思うものを、アウトプット(表現)することです。見える形にできれば、誰かの目に止まります。
あなたは、自分の魅力、強み、才能を自覚し、アウトプットしているでしょうか?
ジャスティンがスターへの切符を手に入れたのは、アッシャー、スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソンなどの曲をカバーしてYouTubeに投稿したから。それが、So So Defのマーケティング部門の重役スクーター・ブラウンの目に留まったのです。