ひょんなことから能楽の扇を買いに京都三条へ行って
まいりました。
こちらのお店は能の扇を専門に作られている老舗・十松屋
。
能のシテ方五流と狂言の流儀の扇を作り続けています。
この扇は「新四季」という名があってウラは秋草。
能楽の扇は一般の扇子に比べてかなり大きいものですね。
扇子といえばみなさん、いっぱんに夏に仰ぐ扇子があるかと
思いますが、茶道、など「道」の世界では共通の道具として
用いられます。
お稽古の第一歩がこの扇子のとりかた、置き方
あけ方、閉め方ではないかと思います。
アコーディオンのように開くと痛んでしまうので注意が必要です。
扇子は、茶道の世界では 「結界」の意味がありますが、
能楽においてはココロの表現です。
扇子は、時として筆になったり、酒杯になったり、風や波など
その状況を感じさせるばかりではなく、
扇子を舞台に落としたり、投げたりすることで観客をはっとさせる
音とともに状況を変える効果があります。
また、山本能楽堂へみなさんをご案内する際に
ぜひ、いろんな種類の能扇をご覧ください。
