大人の皆さまは、テレビでこの方たちをご覧になったことがあると思います。
漫才コンビ、「昭和のいる・こいる」のご両人です。
写真を撮らせて戴いてもいいですかと伺ったところ、快く応じてくださり、一緒に
撮りましょう、とも仰ってくださいました。
恥ずかしながら大口を開けて笑っているのは訳があります。
向かいに座っていらしたこの方が笑わせるのです。
無茶苦茶面白いのが私よりももっと大きな口を開けているこの女性。
フォークで隣の男性(「ロケット団」)の頭を突き刺すジェスチャーをしたり、とに
かく笑わせるので、おすましした顔が出来ませんでした。
この方は「にゃんこ・金魚」の金魚ちゃんです。
天性の芸人だと思いました。
寄席に行くときは要チェックだわ。
金魚ちゃんご出演の日を選んで行こうっと。
司会はこちら、爽やかな「ホンキートンク」のお二人です。
司会は慣れていらっしゃるようで澱みなく進行なさっていました。
はい、この方を御存じの方はそろそろお身体に気を付けてね。
ご存じ、アントニオ猪木、じゃなかった、アントニオ古賀さんです。
椅子に座りっぱなしの会場のお客を立たせてくださり、私達も一緒に身体を動
かして踊ったり掛け声をかけたりなど、お客の楽しませ方、乗せ方を心得てい
らっしゃるエンターテイナーでした。
太神楽社中の皆様の太鼓と笛の音にのせて、獅子舞の獅子の登場です。
獅子が三語楼師匠に渡しました。
この方もお元気そうで何よりでした。
ご存じ、毒蝮三太夫さんですが、お顔の色が変わっていて赤蝮三太夫さんに
なっていました。
やっぱり、お話は大変お上手ですね。
蝮さんに促されてステージに上がられたのがこちら、
三語楼師匠をしっかり支えている女性陣です。
あっ、三語楼師匠の顔が!
感極まったのかしら。
三語楼師匠のお母様、おかみさん、奥様です。
馬風師匠の奥様です。
『風車は前座の3年間は一度も遅れて来たことがございません。』
と、エピソードを話してくださいました。
また、三代目三語楼、現柳家小さん師匠は、
『真打は何と言っても噺が上手くなくっちゃならないし、それだけではなくて、
人間がよくなけりゃいけません。』
と、含蓄のあるお話をされました。
鈴々舎馬風師匠の弟子で良かったわね、三語楼師匠。
まだ、もうちょっとだけ続きます。
次回は最終回です。