昨日の「癌晴っている人がここにも」の記事を書くにあたり、リョージさんの承諾とご協力を戴いていることを付け加えます。
もうすぐ届くリョージさんの年賀状には、
「懐かしい洋画の題名風になぞれば "Suddenly Last Summer" 青天の霹靂、
寝耳に水、足下から鳥、藪から棒、驚天動地・・・魔坂の摘出不能癌の侵略に
遭遇して半年になります。(途中略) 今年の蓋棺録で衝撃的だったのは、自身
の死に方をエンディングノートにした金子哲雄さんと、癌晴った中村勘三郎さ
んの死でした。黄泉の国の摂理の不条理を思った昨年の暮れでした。(以下
略)」
リョージさんに教えられたこと、それは時間の大切さです。
私は今、かなり多くの仕事をこなしています。自分の身体に鞭打って、と言って
も過言ではないと思います。夫はこんな私を見て、「異常だ」と言いました。
当然しわ寄せがあらゆるところに出ています。
今やっていることはぜ~んぶ大事だから止められないけれども、問題は一番や
リたいことが出来ないままになっていることです。
リョージさんのように、ある日突然、思いがけない病を抱えてしまったら、できな
いままになってしまうかもしれません。
いつまでも健康でいられるとは限らないこと、優先順位を考える必要があること
をリョージさんに教えられました。