今年8月、ガンセンターにお見舞いに行った記事を載せました。
その記事のRさんとは、リョージさんのことです。
リョージさんの癌は肝臓に3か所と大腸にも転移しています。
癌は摘出不能ですが胃と腸のバイパス手術をし、9月に退院後は2週間毎に通院し自宅で抗癌点滴をしながら経過をみています。
その、リョージさんが11月から英会話教室に復帰されました。
それだけでもびっくりなのに、今月はレッスン後忘年会を兼ねたカラオケにも参加してくださいました。
リョージさんはアマチュア演劇をやっていらっしゃるだけあって台詞のある歌がお得意です。
この歌詞を見てなんの歌だかお分かりになったあなた、かなりの演歌通ですね。
そうです。熱唱「瞼の母」です。
リョージさんの、本当に上手い台詞を聴いて涙したのがこの方、
向かって左のヤイさんです。なんと84歳でいらっしゃいます。
英語の本を読むのが大好きな方です。
続いてこちらは志賀勝の「道」という歌ですが、リョージさんの台詞がまた天下一品!本当に機会さえあれば皆様に聴かせてあげたいくらいです!!
下手な役者より何倍も上手いのです!ホントに上手いのです!!
リョージさんはちょっとお疲れの様子ですが、みんな盛り上がっていますねぇ。
本当にとっても楽しいひと時でした。
私は何よりリョージさんが参加してくださったことが嬉しく、癌の治療中でもこんなに普通に暮らせることに驚嘆しています。
翌日リョージさんは車を運転して!我が家に来てくださいました。
77歳、まだまだこれからも癌と共存しながら英語も演劇も新聞投稿も続けていかれると思います。
元々は泉区主催の英会話教室から発展した会ですが、リョージさん、ヤイさんをはじめ、皆様と出会えたことを心から嬉しく思っています。
癌晴ってるね、リョージさん。