昨日歯医者に行ったときのことです。3歳の女の子がギャーギャーとヒステリックにいつまでも泣き叫んでいました。
若い母親はその子の弟の6か月の赤ちゃんと待合室で何食わぬ顔、まるで子供は泣くのが当たり前と思っているかのように平然としていた。
というのは、私は待合室でその子の母親に可愛い赤ちゃんね、などと話し、彼女は今、上の子の3歳のお姉ちゃんが診察室にいると言っていたので、おりこうなお姉ちゃんだわと思ってたのね。
ところがどっこい、とんでもなかったわ。私も診察室に呼ばれ、それからその子の治療が始まり、まあ凄まじかったわね。歯医者さんも歯科衛生士さんも一生懸命だったけれど、さっぱりだったわ。
あまりにひどいので、その子の治療が終わって彼女が診察室を出るときに、どんな子か診察台から身体をよじって見ようとしたのだけれど、見られなくて。でもすぐに私も診察が終わったので待合室でその子の顔を見たら、なぁるほど、と合点がいったわね。
それはさておき、母親と話す必要があると一方的に私が思ったのだけれど、待てよ、信頼関係も何も構築していないのに、下手なことは言えないなと思い直し、母親にまだ治療は続くのと聞いたところ、そうだと言うので今度は女の子に、歯医者さんは優しいから大丈夫よ、美味しいものを食べるには歯が大事なのよ、等と言って聞かせましたよ。
さて、ここからは本音を言わせて戴きます。
3歳で虫歯?しかもかなりの大穴が空いている感じだったわ。親の責任でしょう!!うちじゃあ犬のミリアだって歯磨きしてるわよ。最初は、私が自分の歯磨きをしたら次にミリアも磨く、そうすれば忘れないから、てな具合にやっていたのだけれど、いつの間にやら習慣になってしまい、忘れることなんてないわね。
親の怠慢よ。それから、あんなに泣かせるなんて信じられない。子どもは言って聞かせればわかるものよ。何のために治療をするのか、痛くても我慢すればよくなる、なんてなことをきちんと話す必要があるのよ、たとえ3歳児でもね。
子どもだって犬だって、愛情を伴う躾次第でどんな子どもにも犬にもなるのよ。
子どもを泣かせて育てると、その報いはきっといつか親自身に返ってくると私は思うわ。