おはようございます。
西本です。
よろしくお願いします。

今日は
「助けてほしいと言える人間関係を持つ。」
について話したいと思います。



辛い時や、苦しい時に、
「助けてほしい」と素直に言える
人間関係を持っていることは、
とても大事だ。



人は万一の時のために、
保険に入ったり、
お金を貯金して備える。

しかし、保険や貯金がよく機能するのは、
ダメージが小さい時だけだと思う。

大きなダメージの場合は、
保険や貯金の助けでは十分でなく、
誰かの心理的なサポートも必要になる。


保険金は限定的なもので、
ダメージの一部をカバーしてくれるぐらいに
考えていた方がいい。

多くの場合、保険では長期間続く
トラブルには対応できない。

また、貯金に頼るのにも限界がある。



そこで、頼りになるのは人間関係だ。

本当に助けが欲しい時に
「助けてほしい」と素直に言える
親戚、友人がどれくらいいるかが、
大事になる。


あなたが「助けてほしい」と言えるか、
そして、相手が本当に助けてくれるかは、
あなたのこれまでの生き方で決まる。


「助けてほしい」と言える人がいなければ、
助けを求めれないし、

助けを求めた相手に、これまで
あなたが何もしてあげていないなら、

あなたが助けてほしいと言っても、
相手は助けてくれないだろう。


より良い人間関係では、
あなたは助けてもらう側になるだけでなく、
喜んで助ける側にもなるからだ。



より良い人間関係を作るには、
日頃から誰かのために、
見返りを求めずに、何かをしてあげる。

その行動は相手のために行われ、

そこには、優しさ、安らぎ、温かさ
といったものがある。


人が本当に助けて欲しい時は、
相当切羽詰まった状態になる。

「助けてほしい」と言葉で、
言わないかもしれないし、
言えないかもしれない。

そんな時ほど、
あなたの時間やお金など、
相手が必要としているものを
無償で提供して、
助けてあげる時だと思う。


あなたや、あなたの大切な人に、
そこまでの悪い状況は、
永遠に訪れないかもしれない。

もちろん、その方がいい。

でも、深刻な病気や不幸な事故のリスクは
誰にでもある。


深刻な病気や不幸な事故にあうと、
人は大きなダメージを受けて、
正常な思考や行動ができなくなってしまう。

だから、相手に助けが必要だと
あなたが感じたなら、
やり過ぎかもと思うぐらいに、
助けてあげた方がいい。


助けが必要な人が、
自分の力で立ち上がり、
歩くことができるようになるまで、
サポートしてあげた方がいい。

それが、何年かかったとしてもだ。



あなたに強い思いと覚悟があれば、
きっと、良い人間関係を築くことができる。

運悪くあなたが反対の立場になったとしても、
あなたの親しくしている誰かが、
あなたのことを助けてくれると思う。



もちろん、このような人間関係は、
簡単にはできない。

人間関係ができるまで、
数年かかるかもしれない。


今このような人間関係を持っていないなら、
今までの生き方が間違っていたからだ。

保険や貯金に頼り、
自分の力だけで、何とかしようと考えて、
生きてきたからだと思う。



どれだけ強い人でも、
病気や怪我の前では、
無力になってしまうことがある。

 

自分の力では、
どうにもならないこともある。



大事なことは、
より良い人間関係を持つことに
重きをおいて、
誰かのために、今日あなたができることを
何かやってあげることだと思う。




<今日のまとめ>

辛い時や、苦しい時に、
「助けてほしい」と言える人がいるなら、
安心して生きていける。