絵本との3度の再会  ・・・溢れる涙が止まらない | 知育玩具インストラクター よいおもちゃの与え方のメソッドで、日本中を幸せに

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一般社団法人 日本知育玩具協会 代表理事 藤田篤のブログです。

保育園での絵本研修で

「子育てを感動にするおもちゃと絵本」に沿って学びました。



子どもたちは 

繰り返し心を込めて読んでもらった絵本が

読んでくれた大人の声とともに 心に残るのです



と講座は進みます。

そして

子どもたちはその絵本との再会を自ら求め

一生涯をかけて

3度の再会をすることになるのです


絵本との3度の再会



絵本の体験を離れることになっても

子どもたちが

人生の中で出会う不安、困難に向き合う時

読んでくれた大人の愛情と声がたっぷり詰まった絵本に

再会しようとするのです

それが、『2度目の再会です』


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ほどなく保育士Mさんが、ハンカチを取り出し涙を拭いはじめました

そして 周りもはばからず号泣しているのです。

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講座は

絵本の選び方

絵本の読み方

と続き、良い学びができました。



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後日、保育園から受講者皆さんの報告書が届きました。

その中に、Mさんの感想が入っていたのです。

絵本との2度目の再会


Mさんは この春 母親を亡くし

失意の中 母親に読んでもらった思い出の絵本

「ひとまねこざる」に引き寄せられていったそうです。



絵本を繰り返し読み聞かせてもらった体験は

「あたたかい思い出」に形を変えて、心の深い底に残るのです。



ですから、子どもたちは人生の困難に向き合う時が来ると

優しく愛情たっぷりに絵本を読んでもらった体験を思い出し

その絵本によって励まされたいと思うのです。

その、思い出の絵本を開く時には

ほんのりと、あの幼い頃に読み聞かせてくれた優しい声がどこからともなく

心に響いてくるのです。




保育士Mさんは、幼い時に自分がどれほど愛されていたのか

そして

母親が、今日も自分の心の中で、自分を支えてくれていることに気づき

溢れる涙が止まらなくなったのです。






絵本の原体験から学ぶ

のべ15万人の子どもたちへの 読み聞かせ実践に基づいた 

絵本嫌いを作らない



「魔法の読み聞かせ習慣プログラム」




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