最近長女が読んだ本、紹介したい良い本がたーくさんあるのですが✧*̣̩
読みやすい本のなかから、まずお勧めしたい2冊!
2冊とも読書感想文の本としても良さそうです◎
1冊目は、黒川裕子さんの『となりのアブダラくん』⑅
主な対象は高学年以上ですが、本が好きな子なら3年生頃から読めると思います

自分の趣味を人に知られたくない、悩める小6男子。
ある日、日本語を話せないパキスタンからの転校生のお世話係にさせられたのだけれど……。
その子は、宗教が違うし、文化も、見た目もちがう。そもそも、うまく話が通じないのに、どうやってわかり合うんだよ?
ひとつひとつ大切なことに気づかされる、さわやかでワクワクがいっぱいのお話です。
パキスタンから来たムスリムの転校生と、ニット編みが趣味の男の子を中心とした物語です⑅
人間はみんなブラックボックス。
ブラックボックスに手を入れるのは怖くて勇気がいる。
それは分からないことが怖いから。
無知が攻撃や差別や偏見に繋がることが、小学生にも共感しやすいかたちで描かれています。
「異文化共生」とか「多様化」が叫ばれていますが、一見普通の人にだっていろいろある。
「他人を認め、自分自身を認め、自分らしく生きること」は誰にとっても大切なことだと感じさせられるお話です

主人公ハルの心の動きや成長が眩しいし、最後の全校集会は感動!
学校の図書室にぜひ置いてほしい本です

2冊目は『さよならミイラ男』⑅
この本は、割と衝撃的かも。
ネグレクトや、母親が恋人を部屋に連れ込んだりする描写(性的な表現はありません)などがあるので、5.6年生以降にお勧めです。
このまま家にいると、ぼくは目を覚ましたふたりと顔をあわせることになる。
気にしなければいいのかもしれない。
でも、母さんはあの男のそばにずっといるだろうし、そしたらぼくはいつも以上にばかみたいにから元気だして、おかしくもないのに笑わなくちゃいけなくなる。
それはやっぱりいやだった。
じゃあ学校にいこうと思った。だって今のぼくには、もうあそこしか行き場所がなかったから。(本文より。)
家庭環境や学力に深刻な問題を抱え、家にも学校にも居場所のない主人公アキト。
学校の教材室でボロボロのミイラ男に出会います。
ミイラ男の正体は読者にもだんだんと伝わってくるけれど、はっきりと突き付けられるシーンは鳥肌…!
アキトはとても辛い立場で読んでいて苦しいですが、アキトのことを思ってくれる大人やクラスメイトもいることに救われます。
ぐいぐい読めて涙も希望もあり、心が揺さぶられるお話です⑅
この本、私が読む前に返却してしまったのですが、長女が「すごく良かったからママもぜひ読んで!」と言うのでもう一度借りたんです。
子どもの心にも大人の心にも響く、誠実さを感じられる作品でした

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