皆さん、こんにちは。

 

 

今日のブログは、昨日ポストしたXの投稿から。

 

(以下)

 

様々な状況によって異なるものの、本質的に見てみれば「叱らない人は、そもそも叱るような状況を作っていない」ことがよくわかります。#157

 

(以上)

 

 

学校の先生を思い出すとわかりますが、その先生が怖かったりすると、生徒は叱られる事態を起こさいないということはイメージできると思います。

 

 

しかし、その先生から解放されると、子どもたちは気を抜いて、騒ぎ出すということはよくあります。そして叱られるという事態に・・・。(まあ、でもこれはこれでよい思い出になるので、特に問題というものではなりませんが)

 

 

一方、この先生の授業はしっかり受けようと子どもたちが思う先生もいます。

 

 

このような先生の場合も、子どもたちは叱れられる事態にはなりません。

 

 

では、そのような先生はどのような状態で授業をしているのでしょうか?

 

 

次の3つの特徴があります。

 

 

(1)子どもの興味を引き出すコツを知っている

 

(2)授業をこなすのではなく、子どもたちが理解できるようにと考えている

 

(3)先生自身が楽しんでいる

 

 

ある意味、教える専門職としての先生はこれは必須だと考えています。これがいわゆる「先生としての適性」だと考えています。

 

 

適性がある先生であれば、むやみやたらに子どもたちを叱る、怒る事態には絶対になりません。

 

 

学級崩壊という言葉があります。

 

 

子どもの組み合わせや相性、問題児とされる子がいることで学級崩壊に至ると考えられがちですが、私が知るケースでは、そのほとんどが、先生側に指導できるレベルの適性がないことがほとんどです。(このような先生でも、おとなしく従順な子しかいないクラスであれば対応は可能ですが、子どもたちの学力や人間性を引き上げることはできません)

 

 

 

どれだけ、適性が大切かがわかります。

 

 

私は東京の私立の中高一貫校の常務理事として学校改革を行っていた際、先生が肝になることがわかっていたので、既存の先生もそうですが、それ以上に、新しく採用する講師や教諭の採用に力を入れていました。

 

 

毎年300人の志願者を3日間で全員と集団面接を行うことが第一次選考です。

 

 

それを私と校長、教頭の3人が面接官として一日で100人と面接を行っていました。

 

 

ちなみに個人面接では適性はほぼわかりませんが、集団面接になるとかなりの確率で適性がわかります。

 

 

教員としての適性を見るためのポイントがいくつかありますが、それに照らし合わていくと90%の確率で適性が判断できます。

 

 

通常の学校の教員採用は、一次選考は書類、二次選考でペーパーテスト、三次選考で模擬授業、面接といったあたりですが、私のこれまでの経験ではこのやり方をやっているうちは適性のある先生を採用することは極めて難しいと考えています。

 

 

というのも、ペーパーテストの合否基準のちょっと下あたりに、適性のある先生がたくさんいるからです。ペーパーテストは、単純に学力が高いかどうかを見るためのもので、先生としての適性を見るものではありません。(しかもこのペーパーテストで高得点を取らずとも実際の授業で教えることは十分可能)

 

 

つまり、適性のある先生がここで大量に落とされ、「勉強ができる」人が模擬授業、面接へと進むため、先生としての適性がある人の確率がかなり減るのです。

 

 

まずは、適性がある人を選び、次の段階でペーパーテストというプロセスにしないと、いつまでもたっても、この現状は変わりません。

 

 

これは私見ですが、「先生をやりたい」と希望する人の第一志望は公立学校の先生が多く、次に私立学校、次が塾などの民間の先生という順位があるように感じています。

 

 

公立学校の場合は、多様な子どもたちがいるため、先生としての適性がかなり重視されます。

 

 

それにも関わらず、上記のようなプロセスで採用していると、学級崩壊になる可能性が高くなるに決まっています。

 

 

教員が問題というのではなく、採用のプロセスに問題があると思っています。

 

 

そもそも、叱る、怒るような事態にならないのがよく、それでもそのような事態になったとき(非常事態)に叱る、怒るから効果があるわけです。

 

 

 

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