皆さん、こんにちは。
昨日の東洋経済オンラインの記事、結構な反響がありました。
なにしろ、「子どもがゲーム、動画視聴が嫌いになってやらなくなる方法」をはじめに書いてたからね。
もちろん、これは使用厳禁で、絶対に子どもに使ってはいけません。あまりにも無慈悲すぎるので。
でも、なぜそれをあえて書いたかというと、その方法を勉強に使っている人があまりにも世の中には多いからです。
そりゃ、勉強に嫌いになるよねということを知ってもらいたくて、「子どもがゲーム、動画視聴が嫌いになってやらなくなる方法」を例えとして出した訳です。
今も、アクセスランキング上位になっているので、今回の記事もたくさんの方の目に触れたかと思います。
まだの方は一読されてみてください〜。→こちら
さて、今朝、Xでは次のようなメッセージを出しました。
(以下)
親が子どもを心配ばかりしていると、子どもは親に心配させまいと偽ることがあります。
特に空気が読めてしまう子は。親の顔色や言動から察知することもあります。
でも親も人間、いつもポジティブではいられません。
だから少しだけ笑顔を作るだけでもいいんじゃないかな。
すると子どもは安心します。
(以上)
子どもは本当によく親のこと、大人のこと見ていますよね。
特に顔の表情を。
年齢が上がってくると、親の言葉の調子(抑揚など)を感じるようになり
言葉の意味が理解できるようになると、内容を理解するようになります。
この順に子どもは年齢とともに受け取っていくので、子どもが小さいときは言葉の意味はまだよくわかっていないので、親の表情や雰囲気を体で全キャッチしています。
しばしば見かける光景に、まだ小さい子で言葉の意味も正確にわかっていない段階で、言葉で説き伏せようとしている親御さんの姿があります。
子どもは泣いている、嫌がっているだけで一向に親の言葉に耳を傾けません。
実は言葉に耳を方向けないのではなく、言葉も意味がわかっていないため、表情と言葉の口調で感じ取っているだけなのです。
そのため、表情が怖い、言葉の口調が怖いだけで泣いている、嫌がているだけなのですが、それに気づかず、言葉で説得しようとしている人もいます。
子どもがもう少し成長して、言葉の意味がよくわかり、矛盾なく対話ができるような年齢になってくると、ようやく意味を理解して納得したり、言葉のロジックや矛盾点を感じ取ります。
これぐらいの年齢になった子どもに、表情は厳しく、口調も厳しく、子どもが疑問に思っている内容を言えば、トリプルでマイナスが重なるのでトラブルは必然的に起こります。
ただ、上記のようなトリプル状態は絶対に良くなくことというわけではなく、必要なときもあります。
それは、子どもの生命に関わる事態のときです。
超緊急事態なので、何が何でも守るために、表情を厳しく、口調も厳しく、子どもが疑問に思っている内容であったとしても、全力で当たっていきます。
しかし、そのような場面でもないのに、これをやってしまうとアウトのことが少なくありません。
では、どうすればいいのか?
一番簡単ななのは、親がご機嫌できることです。
でも、それも難しいというのであれば、ときおり、「口角を上げて、笑顔を見せる」だけでも変わっていきます。