皆さん、こんにちは。
今、横浜にいます。これから八ヶ岳に行くかどうか検討中。
台風の動きはそれほど影響はないけども、雨がどうなるか。
高速道路を見たら、怖いぐらいに渋滞がない。
皆、台風を気にして早めに戻ってきているのかもね。
さて、今日は備忘録としてのメモ。
テーマは「わかりにくい人の話し方」
少々、ネガティブなテーマになるけども、結構大切なので、記録しておきたい。
わかりにくい話し方といえば、様々ありますが、その中でも一番気になるのが
「ジグソーパズルのような話し方」
ジグソーパズルはピースと呼ばれる1片をいくつも組合せて全体像を作り上げるものですが、
話しがわかりにくい人は、初めにジグソーパズルの1ピースの話をします。
つまりよくわからない。
そこで、質問をします。すると次に出てくる話が、別のピースの話になります。
その別のピースが始めのピースの隣の話をしていれば、それを繰り返すことで、徐々に全体像が浮かんできますが、
始めのピースとかけ離れたピースであれば、その後の話の理解はほぼ不可能になります。
話し手側は全体像がわかっているんだろうけど、伝えるときに断片ばかり話すので、聞き手は自分でそれらの言葉を繋ぎ合わせて、パズルを完成させなくてはなりません。
実は、このような話し方は特に家庭内で起こります。
なぜなら、身内の場合、断片だけの話でわかるでしょ!というある種の甘えの考え方があるからです。
でも、それでわかるわけがないのです。主語がなかったり、5W1Hの大半が欠如していたりすれば、分かるわけがないのです。
さらに、わからない時に質問すると、ムッとした様子で、面倒くさそうに返答されることもあります。
こうして、だんだんと話をしたくなくなるわけです。
これが、家庭内でコミュニケーションがなくなっていく原因の一つです。
では、わかりやすい人はどのように話をするかと言うと
ジグソーパズルの完成図から話をします。
つまり細かいピースの話から入っていくのではなく、全体像からザックリとします。
その上で、強調したいピースの部分の話を続けていきます。
だからわかりやすいと言われるのです。
学校の授業も同様です。
プロではない素人の先生は、「〇〇ページ開けて」から始めます。
プロは、目次を見せて全体像から話をして、「今日はこの部分を勉強するから」と始めます。
こういう指導方法が教員研修でされていないことがあるので、何も知らないまま、誰からも指摘されないまま教員を続けてしまうこともあります。
当然、子どもたちは理解ができません。その原因が伝え方、話し方にあるとは先生は気づくことはなく、子ども達に原因があると考えます。
はじめは子どもたちの中には、質問をする子もいます。
しかし、わからないことが次々出てくると、質問することすら面倒になります。
こうして、子どもたちと先生の間のコミュニケーションがなくなっていくのです。
でも、その原因が伝え方、話し方にあるとは先生は気づくことはなく、子ども達に原因があると考えます。
因みに
マルチタスク型は全体像がわからないと落ち着かないので、自ずと全体像の話からしたり、それを聞きたがる傾向にあります。
シングルタスク型は、自分の好きなことから話をする傾向があるので、全体像については話をしないことがあります。
その点を理解しつつ、会話をするとトラブルを避けることができます。