昨日、 Tverでアップされた金八先生の第4シリーズ最終回、凄かった。


全185話、8シリーズまであるけども、半分まできたことになるけども、1〜4シリーズの中では、最も良いシリーズだったと感じたね。


なぜそう思ったのか、色々とあるけども、最大は、金八先生が中心というより生徒中心で話が進んでいくことかな。


それまでのシリーズは金八先生ご目立ちすぎで、生徒は脇役の印象だった。通常はそれでいいのかもしれない。



でも第4シリーズは違った。金八生徒も完全ではない一人の人間という描き方。



でも各ストーリーの最後には、金八先生からの話が挿入されていて、これがめちゃくちゃ心に響く。



1995年から1996年の放送で今から20年近く前だけども、令和の今に必要な事ばかりを取り上げている。



ということはこの20年で全く教育界は変わっていないってこと?と思うぐらいだった。



さて、昨日のラストは何が凄かったのか?



卒業式が終わり、生徒主催の先生を招いた、お別れ会のシーン。



金八先生が最後に、30人全員の名前を読んで、一人ひとりに、その子の長所を語っていく。


これこれ!これが教育の本質!さすが金八先生


と思いながら聞いていた。


生徒は泣きじゃくりながら深くうなづく。この泣きシーンは、おそらく演技ではなく、本気で泣いていると思われる。



凄い番組だったねー。



教育関係に携わる人の視聴必須番組だと強く思う。一般的な研修よりはるかに優れている。



この3ヶ月間、一日も欠かさず金八先生を見てきたけど、この番組は連続して見た方がいいね。


週1回では、刺さり方も浅いかもしれない。



この後、金八先生はさらに3ヶ月は続いてアップされるので、時代背景も刻々と変化する中で、どう脚本が進んでいくのか楽しみ。