石田勝紀オフィシャルブログ
Change from Education〜Be happy and exciting everyday!
皆さん、こんにちは。
今日は午前中にMama Cafe@Zoomを終え、午後から静岡へ。
今回は静岡でもMama Cafeは予定していなくて、10月中旬に予定しています。
さて、今日のブログでは、保育業界について考えてみたい。
先日のAERAの記事に保育士の実態がでていたのでツイートしました。
石田勝紀@Voicyパーソナリティ@ki0701ki
保育業界も完全な悪循環に陥っている。歯車を逆回転させるには、始めの一歩はどこなのか? 都内認可園の保育士の賃金、最低は「年間約228万円」 給与上がらず「保育の質」が低下〈AERA〉(AERA dot.) https://t.co/LqbaKCZTXO
2022年08月03日 10:39
簡単に言うと、給与が安すぎるということ。
この話はずいぶんと前から出ている話で、依然として変わっていないんだなと思うけども、同時に保育園の経営者側からは次のような話も聞いている。
保育士は条件が良いところにすぐ移動するため限界まで給与は上げているけども、それでも移動が激しい。研修して育ててもすぐに辞めてしまうため、育てるという考えはなく、即戦力として働ける人がほしい。でも人で不足で素人の保育士でも欲しい状態。
このような話を聞くと、保育士、経営側それぞれに悩みがあることがわかる。
学校の教員もそうだけど、重要な責任を担う立場の人に限って労力に見合う報酬がないというジレンマがあります。
もちろんどこの業界にも「どうしようもない人」はいるけども、これらの職業は総じて「ブラック職業」であることは間違いありません。
そのような状況であれば、若者の人口が激増している国であればまだしも、少子高齢化が激しい日本では、あえてそのような職業に就くことはありません。
これらの職業はいずれも、国や行政が報酬を決めているということが根本の問題として挙げられます。(保育園は民間と公立があり、民間はその組織が決められるが、実際は公費で賄われている)
教育や福祉という概念では聖職というニュアンスが強く、実質的なボランティアを強いられることもあります。すると「労働の割には報酬は低く」なります。
そもそもこれらの職業は公務員という発想があるので、過剰に給与を取るのはよくないという概念も根底にあります。
このブログをご覧の方の中で経験された方もいるかもしれませんが、行政から依頼された講演会の謝礼金。
この報酬のあまりの低さに驚いたことがあるかもしれません。民間の5分の1から10分の1のレベルです。
実質ボランティアです。なので常識レベルでは引き受けない人が多いと思います。(ちなみに私は行政、PTAは予算で引き受けています。広く教育について知ってもらうことが目的なので。)
いくらお金のためではないとは言いながらも、労力に見合った報酬が支払われることは当然のことだと思いますが、それが通用しないのが教員、保育士の世界、さらには行政、公務員の世界かもしれません。
これではやる気を出すことは難しいし、業務量が増えれば負担を感じ辞めるし、新しく成り手は少なくなることは明白です。
一方で、本来は能力差というものもあるため、報酬は一律ではない状態にすることも大切ですが、教員や保育士の場合は、評価は極めて難しいことも事実です。これは私が学校経営をやっていたときに経験しました。
そこで、どうするかといえば、採用基準を厳格化させていくということをします。つまり入り口でコントロールしてしまいます。
しかし、厳格化する以上、報酬は保証されます、例えば、年収1000万円からスタートするなど。上限は3000万円までなど。
すると志が高く優秀な人が集まってきます。その人たちが子ども達を育て、未来につなげていきます。
その結果、税収が増え、国としてのイノベーションが促進され、新しい産業が生まれる可能性もあります。つまり国が豊かになるということ。
人の育成はすべての発展の根本なので、今みたいな、低賃金で激しい労働を強いるという状況の中、多少賃金を上げたぐらいでは何も変わりません。
ある一定以上の額にならないと人は行動しないことがわかっています。
でも、このような思い切ったことは実現できないと思うので、今後は地に落ちるところまで落ちるだろうと思っています。残念だけどね。
一番力を入れなければいけないところに力をいれず、パワーの強いところに予算が配分されるという現状では難しいね。
(1)Mama Cafeコミュニティ(オンラインサロン)
8月4日の今夜、東大文系理系ダブル合格をした無二の平井基之さんをゲストにお迎えします。平井さんとは10年近くの知人です。素晴らしい人格者ですので、オフレコトークをサロン内でしてもらいます。
なおサロンメンバーは、現在、6月、7月のゲストトーク、勅使河原郁恵さん(元ショートトラックスピードスケート オリンピアン)と酒井由紀子さん(ギフテッド教育)のアーカイブも見られます。
*第3期キャンペーン中です。残り2名。(月額3000円→継続中1200円)詳しく→こちらから 第4期からは料金が上がります。
詳細は→こちら
(2)<Mama Cafeプライム 8月>
テーマ【子どもの「応用力」が身につく育て方】
8月のテーマは、「応用力」の伸ばす方法についてお伝えします。
小学生が解いている「応用問題」は応用とは言わず、基本問題の延長であることが少なくありません。
パターンをいくつか覚えて、問題の分類の仕方を教えてあげればできるようになるため、これは真の応用問題とはいいません。
今回はそのような基本問題の延長の応用問題ではなく、本当の応用問題ができるようになるための方法です。
中学や高校では応用力を試す問題がかなり増えてきました。学習指導要領が変更になり、「思考力が中心軸」になってきたからです。
その結果、中学受験、高校受験、大学受験が変わりました。考える力を身につけるだけでなく、さらにそこから派生した応用力を身につくための指導方法についてお伝えします。
親が子どもにどう指導するか、声掛けするか、問いかけをするかという多面的方法をいくつも紹介していきます。
<8月のプライムで得られる5つのこと>
(1)応用問題の正体がわかる
(2)視野が広がり、俯瞰的に見ることできる
(3)応用問題が楽しくなる
(4)入試問題が怖くなくなる
(5)親子ともに日常生活が楽しくなる
【日程】20日(土)21時@Zoom、8月24日(水)10時@東京&Zoom、29日(月)10時@東京&Zoom、31日(水)10時@大阪&Zoom、
LIVE(東京・大阪)コース、Zoomコース、オンライン(収録動画) 各コース体験の詳細は→こちら から
(3)【認定資格】Mama Cafe 認定ファシリテーター (Mama Cafeができる認定資格です)
*今だけ、Mama Cafe参加者1万人突破記念キャンペーンをやっています。詳しくは→こちら
Mama Cafeが開催できる認定資格です。現在、220名以上のファシリテーターが活躍しています。一緒にMama Cafe(LIVEでもZoomでも)を開催してみませんか?
認定ファシリテーターになるとこんな特典があります
1 認定ファシリテーターの全国ネットワークが構築できます
2 石田勝紀の公式サイトで情報を公開できます
3 会場での講演会にスタッフとして無料参加できます
4 オンライン講演会に特別参加費で参加できます
5 石田勝紀主催の Mama Café に優先枠で参加できます
6 毎月行われる「ファシリテーターズ・カフェ(オンライン)」に無料参加できます
7 石田勝紀が実施している Mama Café の全資料、プライム資料、書籍、記事全てを 許可なく使用できます
8 ご希望があれば Mama Cafe 開催時に石田勝紀によるゲスト参加(Zoom) します。(謝礼不要)
9 様々な媒体でMama Café の開催告知をすることができます
10 Mamacafe プライム夜 ZOOM を3 か月間無料視聴
(4)経営者会
8月テーマ【ヒューマン・リソース(1)自分の育て方】
◎ 21世紀型経営者会 8/27 @Zoom 21:00 8月体験残り2名可
すでにフリーランス、個人事業、企業経営をされている方、副業を考えている方、これからビジネスを始めてみようと思っている方を応援するために、「石田勝紀・21世紀型経営者会」を行っています。現在100名近い会となっています。
・詳細は→こちら
8月テーマ【ヒューマン・リソース(1)自分の育て方】
◎ 教育経営者会 8/23 @渋谷&Zoom 10:15 定員のため体験停止
教育経営者会は、特に塾や教室、各種教育活動をされている方が中心の会です。教育×経営をしっかりと両立し、人のために役立つ事業を前向きに進めるためのコミュニティです。こちらの会は最大20名までの少人数で行っています。子どもたちの教育に携わる方には特に最適な会となっています。
(5)毎日配信 Voicy「Mama Cafeラジオ」
7600人のリスナーさんがいる【子育て・教育Q&Aラジオ】です。日に日にリスナーさんの数が増えて続けており、たくさんの感想もいただきます。かなり盛り上がっています。宜しければ聴いてみてくださいね。
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たくさんの方に勉強に対する見方が変わってもらえると嬉しいです 特にコロナ時代、頭脳のOSのスペックを引き上げておきましょう。すると「考える力」が今後、自分を助けてくれます。