「ぐんぐん伸びる子にしたい!」をお手伝いする“子育て・教育メンター”石田勝紀です
特に学校の授業をみていてよく感じることですが、先生の話ばかりで生徒が退屈にしているという状況を目にすることがあります。
人間の話を集中して聞けるのもせいぜい15分程度だと言われていますが、私もそれを実感しています。特に国語の先生に多いのですが、講義ばかりをしている先生が多いことに驚かされます。もちろん学校では40人近い生徒を相手にしているため、一方的講義形式を基本としてしまうことはやむを得ないのかもしれませんが、工夫次第で別の授業形態を行うことも可能です。(最近はアクティブラーニングという手法の授業形態が行われつつありますが、まだまだ普及率は低いものです)
ただ講義ばかりでは、誰でも眠たくなります。人間が主体的になるためには参加意識を高めることですが、授業における参加とは、頭を使うことが多いこと、発言する機会を多い状態にすることです。
例えば、頭を使うとは、算数や数学での計算問題演習など手を動かしたりして頭を動かしている状態をいいます。板書を書き写すという作業がありますが、手を動かしていますが、頭を動かしていません。ですから、これは頭を使っているとはいえません。
また発言する機会ですが、生徒にあてて答えさせることが一般的です。その際、注意することは順番ごとに当てるということをしないことです。これをやると自分の番にあたるところだけ集中し、それ以外は緊張感が消えてしまいます。このようなことに注意して参加意識を高めることで主体的に関わるようになります。
欧米の授業をご覧になったことがあるでしょうか。素晴らしい授業は皆、先生よりも生徒の発言数の方が圧倒的に多いのです。「先生は教える存在ではなく、ファシリテートする存在である」ということをよく理解しているのです。機会があれば一度ご覧いただくといいと思います。教育とはこうあるべきであるということがよくわかります。
そもそも授業を行う目的とは何でしょうか。教師や講師が学習内容を話せば良いというものではないでしょう。まずは理解させるということが第一でしょう。理解しているかどうかは、相手の反応を確かめていかなくてはなりません。その確認を随所に入れる必要があります。次に記憶させることです。実際、授業中に記憶させるという作業を入れている先生はほとんど皆無に近いでしょう。しかし私は、授業で記憶させてしまいます。そうすることで復習するときにやりやすくなります。また復習や宿題をやらない子でも、一定の水準を満たすことができます。それは甘やかしだといわれるかもしれません。しかし大切なことは子どもが勉強に向かうようにする心の状態であり、そのために精神論をいくらぶっても結局勉強が嫌いになってしまっては本末転倒だと私は考えています。
このように授業は何のためにあるのかを考えることで、授業スタイルも変わってくることでしょう。
*お知らせ*** 更新情報あり【Mama Cafe @博多】
< Mama Cafeのお知らせ>
全国でたくさんのMama Cafe やっています!日頃子育てなどで心配なこと、子どもの教育でどうしていいかわからないことなど話をしてみませんか?
3人~で実施できます。ホテルのカフェ、街中のおしゃれカフェなどで実施します。詳しくはこちらをご覧ください。参加費:1000円/1人 ✴︎収益は子ども支援のNPO団体へ寄付されます
すでに日程が決まっているママカフェは以下をご覧ください。
【Mama Cafe 】 一般参加者可能のMama Cafeです
◆7/19(火)10:00~12:00 @高円寺 (レクトサンドカフェ)(NEW)
「夏休み前の子ども手帳術」に関して、実際にワークをして個別の子どもスケジュールのフレームを作ることもやります
定員:5名(限定)
詳細は後日発表ですが、ブログでは先行して予約を受付ます
予約先→ こちら
◆6月26日(日) 10:00~12:00(Ⅰ部) 13:30~15:30(Ⅱ部) @博多 ザ・ラウンジ(NEW)
テーマ 「ぐんぐん伸びる子にする家庭の習慣」
定員:各部それぞれ 5名(限定) 1部、Ⅱ部いずれか参加
費用:1000円
お申込みは こちら (先着順)
◆7月21日(木) 14:00~16:00 @博多ザ・ラウンジ(NEW)
テーマ「夏休みの子ども手帳術」
定員:5名(限定)
費用:1000円
お申込みは こちら (先着順)
◆7月22日(金) 10:00~12:00 @博多ザ・ラウンジ(NEW)
テーマ 「個別の子育て・学習相談」
定員:3名(限定)
費用:1000円
お申込みはこちら (先着順)
今後の予定は、ブログで随時発表していきます
【今後の講演会日程】
◆6月9日(木) 山梨県都留文科大学 新学科「国際教育学科公開講座」
17:40~「アクティブラーニングについて」教員、学校関係者対象
◆6月12日(日) ラボ図書環オーサートーク @横浜関内 13:00~15:00 (NEW)
・テーマ「子どもの自信と勇気の引き出し方」
・内容 「どうすれば子どもが自信を持ち自主的に勉強や様々な活動を自主的にやるようになるのか?」この問題で困っているご家庭が非常に多いのですが、実は何の解決策もないまま、日々を過ごし、結局何も変わらなかったという事態になってしまうことが少なくありません。今回はこの問題を解決させるための、講演(ワークショップ)です。著書やオンライン記事では触れることができないことも話をします。
・日時 2016年6月12日 13時~15時(開場 12時半)
・場所 さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
・参加費 1000円
・主催 アンブレラ関内
・定員 20名
・予約お申込み先 ishida@dh.mbn.or.jpまで
→ 詳細はこちらから
◆6/25(土) 福岡工業大学にて保護者対象講演会(定員400名) (NEW)
詳細はこちら
◆7/10(日)13:00~16:00 @東京都二子玉川 カタリBA (NEW)
「夏休みに子どもの自主性を身に着ける手帳術」の講演会を行います。(NEW)
かなり充実した中身の濃い講演&ワークショップです。お早目に予約下さい
Facebookをお持ちの方はこちら→ 講演内容
一般のWEBサイトの方はこちら→ 講演内容
◆7/24(日) @愛知県刈谷市
『食と教育』のセミナーをやります。詳細は1カ月前に発表
◆7/26(火)19:30~21:30 @東京都渋谷区千駄ヶ谷 サンクチュアリ出版社 本社ビル1階
「『1冊の手帳』で子どもは変わる!」 (NEW)
夏休み前に自ら勉強する子にしていこう!
―子どもが自主的に行動してしまう
「子ども手帳、4つのマジックワード、Gノート」の3つのツールを公開
お申込みはこちらから
▼公式サイト
▼SNS
Facebook ← 宜しければ友達申請してください
Twitter @ki0701ki
LINE@でイベント紹介等を行います
▼連載記事、書籍
・東洋経済オンライン → 明日記事がアップされます!
・「勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう」(ディスカヴァー21)
<子ども手帳の本は、発刊3か月で5刷、中国語版、韓国語版決定となりました!>
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