「ぐんぐん伸びる子にしたい!」をお手伝いする“子育て・教育メンター”石田勝紀です

今回は前回に引き続き、理科のビジュアル化の2つ目についてお話します。

 

前回は実験でしたが、理科の全内容が実験できるとは限りません。また実験ばかりではカリキュラムが消化しません。そこで2つ目のビジュアル化のお話です。それはITを使うことです。最近は学校でもプロジェクターが完備されるようになってきました。

 

今年の3月に、ICT(情報通信テクノロジー)活用の理科授業の研修会を教 育委員会や学校の先生方にお話する機会がありました。昨今のタブレット活用の理科授業とはどのようになっているのか?アクティブラーニングと合わせてどのような授業が現場で行われているのかということを、ご紹介させていただきました。

教育の世界では、どの教科であれ、必ずICTの活用が必須となります。そしてこれを上手に活用した人(先生も生徒も)が効率的になり、最大効果を出す学習スタイルを実践することになります。

 

その意味でも、理科の授業は他教科と比べ、ICTが導入しやすいのです。

 

パソコンと接続し、映像や画像を黒板に映し出して説明するのです。(黒板で十分映し出すことができます)資料集を使って説明するというのは従来型でしたが、忘れた生徒がいたり、先生が説明しているところとは違うところを見ていたりと、あまり効率的ではありません。そこで全員の視線を一箇所に集めるようにするのです。

 

子どもたちは映像を見ることはテレビで慣れていますから、自然と集中するようになります。またコンテンツについては今や無数にあります。WEB上の無料コンテンツだけでもたくさんあります。それらをうまく授業に入れていくのです。例えば原子の構造というものを黒板に一々書くよりも、画像で見せてしまいます。そして映像ではそれらを動かすことができます。電子が動く様子などもリアルに表現されます。どうせ知るならば、抽象化された手書きの絵(得てして上手とは言えない絵)よりも、実際に本物に近い形を見たいと思うでしょう。見たいと思えばインプットされます。心が前向きだからです。

 

このように理科はITを駆使して授業を展開することが他教科よりもしやすいです。ただし注意しなければいけない点は、ビジュアル化が大切であるからと、授業のほとんどを映像、画像による説明だけでは面白くありませんし頭に残りません。そこで、黒板にまとめていく作業も入れていきます。あくまでもビジュアル化はイメージ化しやすいように手助けとして入れるものであり、主役ではありません。脇役として使うといいでしょう。黒板でのまとめの説明によって、体系的に頭が整理されてインプットが行われます。そしてもう一つ注意しなければいけないことは、理科の先生は理科が好きだから理科を教えていますが、だからといってマニアックに世界に子どもたちを引きずりこんではいけません。例えば電子が専門であると、電子のことばかりを説明し「大学に入ってから必要な知識だから」と無意味なことを言って、貴重な授業時間を費やす先生がいます。(これは高等教育でやること)あくまでも中学な中学レベルを高校なら高校レベルの指導を基本とすればいいのです。そうでなければ1年間の授業時間ですべてを消化しきれないことになります。

 

**お知らせ***(更新情報あり)

< Mama Cafeのお知らせ>

全国でたくさんのMama Cafe やっています!日頃子育てなどで心配なこと、子どもの教育でどうしていいかわからないことなど話をしてみませんか?

3人~で実施できます。ホテルのカフェ、街中のおしゃれカフェなどで実施します。詳しくはこちらをご覧ください。参加費:1000円/1人 ✴︎収益は子ども支援のNPO団体へ寄付されます

 

すでに日程が決まっているママカフェは以下をご覧ください。

 

【Mama Cafe 】 一般参加者可能のMama Cafeです

◆6/1(水) 10:00~12:00 東京大学本郷キャンパス内 UTカフェ  満席となりました

東大の現役学生がゲストにきます

 

◆7/19(火)10:00~12:00 @高円寺 (レクトサンドカフェ(NEW)

「夏休み前の子ども手帳術」に関して、実際にワークをして個別の子どもスケジュールのフレームを作ることもやります

定員:5名(限定)

詳細は後日発表ですが、ブログでは先行して予約を受付ます

予約先→ こちら

 

◆6月26日(日)、7月21日(木) 博多駅周辺にてMama Cafe 行います。一般参加可能です。

予約お申込みはこちらのフォームからお願いします。(詳細は1か月前に決まります)

 

今後の予定は、ブログで随時発表していきます

 

【今後の講演会日程】

◆6月9日(木) 山梨県都留文科大学 新学科「国際教育学科公開講座」

17:40~「アクティブラーニングについて」教員、学校関係者対象

 

◆6月12日(日) ラボ図書環オーサートーク @横浜関内 13:00~15:00 (NEW)

・テーマ「子どもの自信と勇気の引き出し方」

・内容 「どうすれば子どもが自信を持ち自主的に勉強や様々な活動を自主的にやるようになるのか?」この問題で困っているご家庭が非常に多いのですが、実は何の解決策もないまま、日々を過ごし、結局何も変わらなかったという事態になってしまうことが少なくありません。今回はこの問題を解決させるための、講演(ワークショップ)です。著書やオンライン記事では触れることができないことも話をします。

・日時 2016年6月12日 13時~15時(開場 12時半)

・場所 さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F

・参加費 1000円

・主催 アンブレラ関内

・定員 20名

・予約お申込み先 ishida@dh.mbn.or.jpまで

→ 詳細はこちらから

 

◆6/25(土) 福岡工業大学にて保護者対象講演会(定員400名) (NEW)

   詳細はこちら

 

◆7/10(日)13:00~16:00  @東京都二子玉川 カタリBA (NEW)

 「夏休みに子どもの自主性を身に着ける手帳術」の講演会を行います。(NEW)

かなり充実した中身の濃い講演&ワークショップです。お早目に予約下さい

 

Facebookをお持ちの方はこちら→ 講演内容

一般のWEBサイトの方はこちら→ 講演内容

 

◆7/24(日)  @愛知県刈谷市   

『食と教育』のセミナーをやります。詳細は1カ月前に発表

 

◆7/26(火)19:30~21:30 @東京都渋谷区千駄ヶ谷 サンクチュアリ出版社 本社ビル1階

  「『1冊の手帳』で子どもは変わる!」 (NEW)
夏休み前に自ら勉強する子にしていこう!
―子どもが自主的に行動してしまう
「子ども手帳、4つのマジックワード、Gノート」の3つのツールを公開

 

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「勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう」(ディスカヴァー21)

「『勉強脳』をしつける勉強法」ビジネス社 など

 

<子ども手帳の本は、発刊3か月で5刷、中国語版、韓国語版決定となりました!>

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