まだ夏日が続くのに いつの間にか蝉の声は小さくなり、野外は虫の音に変りました。

 

生態系は急には変りませんので、地球の温暖化が普通ではなくなってきているのでしょう。

 

生体は高温に適応しなくてはならないということです。

 

人間はクールビズや空調ベスト、Tシャツや冷房でしのいでいますが、

 

北極南極の氷が融けると海面が上がるだけではなく、冷たい海水が海底に流れ出し、地球全体の海流の流れを変えてしまいますので魚、プランクトン、珊瑚、海藻は漂流し、あるものは絶滅するでしょう。人以外の生体は高温適応に限度かあります。

 

先日までのTVドラマ19番目のカルテは総合診療科の話しでした。傷んだ臓器だけでなくその人の生活や環境全体から診察してみることも必要と訴えていました。 水俣病などは総合診療科があれば もっと早く工場による水銀たれ流しを防げたのかも知れません。

 

今は何もかも「集中」が良しとされている風潮です。

 

政治では自国第一主義・対抗が素早い専制主義が主流となり、学問も理系がもてはやされ、細胞や原子の解明や計算で世界を見てしまう傾向です。経済は一部の地域・国・業態にその資金が集中し、世界全体のお金の流れがかすんでしまっています。社会も縁取りされている映像の把握になり、広い視野でもの事を俯瞰する機会が少なくなりました。

 

19世紀のフランス人画家ポール・ゴーギャンは 色々な光景や景色を組み合わせて一つの作品にまとめる作家でしたが、ある日 自分の全てそぎ落とし(友人、家族から離れ一人で)タヒチのシンプルライフで、彼の代表作の一つ「我々はどこから来たのか・我々は何者か・我々はどこへ行くのか」を描きました。

 

ゴーギャンの絵のベースにあるのは 世界全体に自分も人々も生かされているのでは と思います。

 

たまには 虫の音に哲学や世界地図や歴史書の文字を拾てみましょう。

 

では

 

今日の写真は:

インスタに挙げた バラ 最期まで頑張るⅡ です。