<「そいつはごく平均的な知能の持ち主で整然と行動して強迫性障害に近いと言ってもいい。自分が誰よりも優れていると信じ込んでいる・・・・・自己陶酔的で、人を立派かくだらないかで分類タイプだ。・・・・・犯人は労働者階級に属す人やその職業をさげすんでいたはずだ。だがそれよりも重要なのは、この犯人が女性全体を嫌っていたということだ。・・・・・その女性は父親とだけ結びついていて、父親の生き方を踏襲した。・・・・・父親を崇拝し、一人っ子で、おそらくは父親は男の子を欲しがっていたためにそういった感情を彼女に向けずにはいられなかった。彼女もまたその考えに影響されて、女は劣ったものだと思うようになった。・・・・・彼女の母親は心の中ではあまり重要でない存在だった。・・・・・きちんとした教育がなくて労働者階級の仕事にしかつけなかった。その仕事は、母親本人にとっては満足のいくものであったかもしれないが犯人にとっては恥ずかしい仕事だった。母親以外に女の係累はいなかったのだろう」>アリスン・ブレナン宇治田郁江訳「切り刻まれえた暗闇」下184~185より

これはFBIのプロファイラーが、犯人(女性)像を描いているところの一節です。


平均的な知能、自己陶酔型の性格、職業を人物評価の物差しとする、は自分と似ているなー
わたしには犯罪者の資質があるのだろうか?


自分は父親/母親の生き方にどれほどの影響を受けたのだろうか?


父はよく報道記事を気にしていた。新聞は、朝日と毎日を、週刊誌は朝日ジャーナルを、雑誌は世界を、読み、祖父の影響でしょうか?世の中は社会主義でまとまらなくてはならないと、始終政経問題を口にしていた。

母親は世間に懐疑的な方だった。父親が知人の連帯保証人となって全財産を失って、祖母に育てられたからでしょう。信じるものは、己の務めと現金と自助努力だった。内向的というのでしょう。

父母両方の影響を受けながらも、強迫観念を持つまでにまでは追い込まれずに、悪の資質は大きくはならず、そのうち、自ずと my way の隙間が見えてきたものでした。

多くの方と同じ、一般的な、ライフスタイルとはなりました。