もうね、実験というより、手品や魔術に近いようなことをして子供たちの

驚く様子を楽しんでいる、アホ塾長でございます。

 

というわけで、

「塾長は今まで黙っていたけれど、超能力者なんだよ。塾ちょー能力者。」

というわけで、ハンドパワーだ。よく見ておけよ~

それ、ハンドパワー!針金よ、まわれ!」

まだまだあるぞ。君のハートにハンドパワー!

こんな形でも全然OK!ハンドパワー!

ああ、年長さんや小学低学年の子供たちは、「じゅくちょー!じゅくちょー!」

と連呼して興奮マックス!ああ、うれしいなあ。これが小学高学年以上に

なると、「ほーん。それが?」の反応になってきて悲しい。

で、種明かしを。真ん中の電池の下には、100円ショップで買ってきた

ネオジム磁石が8個ついている。これで税込み220円だ。

電池の上についているのは6ミリナット。何のことはない。針金が吹っ飛ばない

ようにするガイダーだ。というわけで、この電池を取り囲むように磁界が形成

されたわけ。

で、電流が流れると、やはり磁界が発生することを教える。

方位磁石が動くだろう?そして、回転する針金には、上のプラス極から、下の

ネオジム磁石のマイナス極まで電流が流れるため、やはり磁界が発生する。

きちんと教えるには、「ローレンツ力」の話とか、「フレミングの左手の

法則」とかしなければならないのだけど、まあ、それはまたあとで、

ということで、

「つまり、ここには、もともとのネオジムの磁石と、電気が流れること

によりできた「電磁石」の二つができたことで、磁石同士が反応して

回転しているんだよ。」とお茶を濁して説明しました。

まあ、子供たちはものすごい食いつきで帰ろうとしないくらいだった

から良しとするか・・・・・ああ、ものすごく喜んでいるちびっこ

たちと、ずっとこんなことをしていたいなあ。